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中筋小から志楽小に火の見櫓の梵鐘戻る 30年ぶり、志楽ダイヤモンド会館に展示 【舞鶴】

中筋小から志楽小に火の見櫓の梵鐘戻る 30年ぶり、志楽ダイヤモンド会館に展示 【舞鶴】

投稿日時:2006年03月31日(金)

志楽ダイヤモンド会館に置かれた梵鐘

 30年前に小倉の志楽小学校校庭の火の見櫓に掛けられていた梵鐘が、このほど公文名の中筋小学校で見つかり、戻された志楽小から志楽ダイヤモンド協議会に贈られ、3月29日、小倉の志楽ダイヤモンド会館で引き渡し式があった。地域の幸せを見守る鐘にと同会館に展示される。梵鐘は高さ62.5センチ、口径37.5センチ。銘には、近江の国坂田郡樋口村の舛屋伝九衛門が文化2年(1805)に、亡くなった釈智円と釈尼妙貞の追善のため、下多良村(滋賀県米原市)の仏道寺下道場に翌年寄進したとある。志楽に移された経過は分からない。30年前に火の見櫓を取り壊した際、処分を依頼された滝口国雄さんが中筋小に届けた。大切に保管されていたのが最近分かり、戻された志楽小荒木弘子校長は地域を見守る鐘にと同協議会に寄贈した。同協議会の片又喜八郎会長は「志楽の幸せの鐘に」と話した。

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