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不登校生徒らのための「聖母の小さな学校」 運営支援へ多くの善意と励ましの声【舞鶴】

不登校生徒らのための「聖母の小さな学校」 運営支援へ多くの善意と励ましの声【舞鶴】

投稿日時:2006年02月24日(金)

多くの人から寄せられた募金を持参した市民と受け取る梅澤さん(左)

 不登校の児童・生徒のための上安の民間教育施設「聖母の小さな学校」(梅澤秀明さん・良子さん代表)の運営を支援するため、卒業生らでつくる「聖母の小さな学校を支える会」(川崎弘会長)が募金活動に取り組んでいるが、多くの人たちから善意の募金と励ましの言葉が届けられている。公立学校の教諭らが職場で集めたり、市民たちが応援の輪を広げた。梅澤夫妻は「皆さんの熱い思いに感謝しています。この気持ちを力にしていきたい」とお礼を述べている。学校は梅澤夫妻が1989年に設立。宗教法人「聖母訪問会」の協力で、「寿荘」西側の施設と敷地を無償で借り、中・高校生らを受け入れ、17年間で約200人が卒業した。基礎教科のほか、ボランティア活動や体験学習も多く取り入れ、公立学校の教諭らも授業に協力し、舞鶴ラインズクラブなど多くの団体も支援。困難に向き合う力をつけた生徒らははそれぞれの道に進み、現在は九人の生徒が通学する。生徒から1日1000円の費用を受け取るが、年間運営費450万円の内、不足する3分の2は梅澤夫妻が講演の謝礼などを充てたり、聖母訪問会が援助してきた。が、寄付が集まりにくくなり、卒業生と保護者らが広く募金の呼びかけを始めた。04年10月~05年9月の1年目は約260件の募金があった。2年目の05年11月下旬~現在までの約三カ月間に、企業など2件、保育園・学校四件、個人176件の寄付を受け、すでに前回の募金額の3分の2が寄せられた。募金が急増したこの1カ月間は、夜間定時制高校や小学校の教諭らが集めた募金を持参し、匿名で現金書き留めが届いたり、市民らが友人に聖母の活動を伝えて回った。今田の玉井賀代子さんは寄せられた25人分の募金を梅澤さんに直接手渡し、「今回は寄付できないけれど応援していますという人や、聖母の存在が心の支えになっているという母親もおられました」と言葉を添えた。  梅澤夫妻は「人と人とのつながりから生まれる温もりや信頼の中で、生きる気持ちを持ってほしいと願ってきましたが、まさにそうした思いを持った多くの方に支えられ感謝で一杯です。今後も聖母の火を灯し続けたい」と話していた。寄付は1口1000円。郵便口座番号00980-1-162920 聖母の小さな学校を支える会。聖母の小さな学校は3月11日午前9時半~午後1時半、南田辺の城北中学校で、料理教室を開催する。市の友好都市・大連市から派遣される楊艶さんが餃子の作り方の指導や中国の暮らしを話す。学校に行きにくい小・中学生の参加を募っている。定員は約10人。参加費500円。

【問い合わせ】電話77・0579、同学校。

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