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マルタさんを舞鶴に呼ぶ会 「一流に逢いたい」の教室、荒木さんがマナーズセミナー 【舞鶴のニュース】

マルタさんを舞鶴に呼ぶ会 「一流に逢いたい」の教室、荒木さんがマナーズセミナー 【舞鶴のニュース】

投稿日時:2002年11月05日(火)

 カフェレストラン「ほのぼの屋」で接客マナーを指導している研修インストラクターの荒木真由美さんのマナーズセミナーが11月2日、大波下のほのぼの屋で開かれた。マルタさんを舞鶴に呼ぶ会(岸本純子会長)主催。荒木さんはほのぼの屋で働く障害者たちに接客を指導した中で、障害者たちが純粋に学び働く姿を通して優しさをもらったと話した。
 同会は高校生たちにプロ演奏家から学ぶとともに、チャリティーの体験を心に留めてほしいとの思いから、世界的サックスプレーヤーのマルタさんを招き、東舞鶴高校ウィンドアンサンブルが来年3月に開くコンサートで、部員らに共演する機会を提供する。「一流に逢いたい」をテーマに、各界で活躍する著名人を講師とした教室を9月から開き、その収益金でマルタさんを招くことにしている。コンサートはチャリティーとし、集まった寄付金は難民支援に役立てる。
 今回の講師の荒木さんは1950年福知山市生まれで、38歳から10年間京都ロイヤルホテルでゲストサロンマネ-ジャーとして勤務。また、精神障害者授産施設「ほのぼの屋」がレストランを開設するにあたって、障害者と職員の接客指導をした。セミナーでは昼と夜の部で73人が来場、荒木さんの話と食事を味わった。
 荒木さんはオープン前に接客の基本を指導したが、障害のあるなしに関わらず同じような態度で接した。働く喜びでいつも笑顔の人がいること、純粋に学びあいさつする姿に感動したことを紹介。「障害者はあるがままの自分で働くことができ、居場所がある安心を感じている。みんなの持てなしたいという気持ちが伝わり、店に心地よさが生まれている」と話した。
 12月7日はほのぼの屋シェフの塩原勝さんのクリスマス料理教室、同14日と15日午後6時半からはクリスマスコンサート。出演はピアノに内藤泰子さん、サックスに永井実穂さん。各催しとも料金は7000円。

【問い合わせ】電話63・7099、鷲田さん。

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