最新の記事

  

サムライ・ショーのジョー岡田さん(余部下) 8月、英国「エジンバラ・フェス」で空中リンゴ斬り【舞鶴】

サムライ・ショーのジョー岡田さん(余部下) 8月、英国「エジンバラ・フェス」で空中リンゴ斬り【舞鶴】

投稿日時:2007年07月27日(金)

真っ二つにリンゴを斬る岡田さん(中谷丸さん撮影)

 真剣を使ったサムライ・ショーで知られる観光通訳ガイドのジョー岡田さん(78)=余部下=が、世界の大道芸人が一堂に会する英国のアート祭「エジンバラ・フェスティバル」に出演することになった。磨きをかけた空中リンゴ斬りや、今回は新たな技にも挑戦し、世界から集まる芸人たちと渡り合う。8月4日~同27日、様々なジャンルで2000人以上のエンターテイナーが腕を披露する。  今年で61回目の同フェスティバルは、200を超す会場でコメディや奇術、舞踊、大道芸が繰り広げられ、期間中に約50万人の観客が来場する。大道芸はその演技に応じて観客が空き缶に投げ銭を入れ、人気投票も行われる。  口から火を吹く人間ポンプの安田里美さんの一代記を本にし、大道芸を研究する京都文教大学の准教授・鵜飼正樹さんが、今年から岡田さんの調査を開始し、その活動の一環で同フェスティバルの出演を勧めた。  京都市内で英語の観光ガイドをする中、外国人観光客の「サムライを見たい」の要望に応え、1977年から居合術のショーを始めた。以来、国内やブラジルなどの海外公演、国内外のテレビ出演など30年間で2100回のキャリアを持つ。  舞鶴に移って後、岡田流居合術を創始し米国に弟子もできた。演目の一つである空中リンゴ斬りがギネス競技に登録され、1分間に23個を斬った米国人の孫弟子が世界記録保持者となる。最近は舞鶴観光の推進にと「人間観光」を提唱し、来鶴する観光客にショーを演じる。  同フェスティバルには8月11日~同13日に出演する。腹上でのスイカ斬りやギネス記録のほか、目隠しをしてのリンゴ斬りにも挑む。岡田さんは「観客をあっと言わせるだけでなく、世界の大道芸人たちとの交流も楽しみ」と意欲を見せる。翌日に英国への出発を控えた同5日、ABCテレビの「世界キテレツ超人大賞」に出演する。放映は午後7時~同9時。ショーの問い合わせは電話64・0033、岡田さん。

この記事をシェア!
Management BY
舞鶴市民新聞
当サイトは舞鶴市民新聞社が運営しています
ページトップへ