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きょうだいで近畿大会 西高水泳部 山﨑穂乃花さん(3年)・渚さん(1年) 共に歩んだ選手生活 集大成の夏に飛躍を期待

きょうだいで近畿大会 西高水泳部 山﨑穂乃花さん(3年)・渚さん(1年) 共に歩んだ選手生活 集大成の夏に飛躍を期待

投稿日時:2021年08月06日(金)

西舞鶴高水泳部の山﨑穂乃花さん(3年)と山﨑渚さん(1年)が、きょうだい同時に近畿大会へ出場した。またとない機会に互いへのエールを送り合った二人は、次の舞台に向け新たな歩みを始めた。

きょうだいで出場した京都府予選は、6月27日に開催。穂乃花さんは、100m平泳ぎで4位、200m平泳ぎで5位、渚さんは100mバタフライと200mバタフライでベスト8に入った。
 並みいる実力者を押しのけ上位に入った穂乃花さんと、上級生に交じって入賞した渚さん。二人はともに1日2時間、週6日、市内東地区のビートスイミングクラブで汗を流す。
 長年指導に当たる同クラブの奥東俊彦さん(42)は二人を「誰もが認める努力家」と評し、「20数年に及ぶコーチ生活の中でも、これほど進んで努力できる子を他に知らない。記録ももちろん、記憶に残る生徒」と賛辞を贈った。
 与保呂地区に住む二人は、毎朝7時半には家を出て高校へ。下校後はいったん帰宅の後、スイミングクラブで練習に励む。コロナ禍の影響を受けて、練習が思うように積めない時期も以前にはあったが、互いの存在を励みにして順調にタイムを伸ばしてきた。
 今回が高校最後のインターハイとなった穂乃花さんは、「記録が出ない時期もあり挫けそうになったりもしたが、家族や先生など周りの人たちに支えてもらいここまで来ることができた」と悔いなき戦いを振り返った。また、後に続く渚さんに対しては、「練習にずっと真面目に取り組んでいて、感心する。高校生の間に全国大会に出場してほしいし、必ず出場できると信じている」と期待を寄せた。
 水泳を始めた時期は小3と、他の強豪に比べ比較的遅い穂乃花さん。経験不足は、他を上回る努力で覆してきた。穂乃花さんは高校生をもって、選手生活に終止符を打つことを考えており、後は弟の渚さんに託す。
 奥東コーチによると、渚さんは「遅咲きの選手」だという。「はじめは水に顔をつけることにも苦労した彼が、ここまで成長するとは考えられない」と驚きを隠せない。きょうだいで取り組んだ努力の日々が、ことごとく不可能を可能へと変えてきた。
 きょうだい一緒に参加した高校最後のインターハイ。観戦者が限定された中、最も近くからエールを送り励まし合った二人。強い気持ちで共有した夏の思い出が、それぞれの今後を明るく照らすに違いない。

そろって近畿大会に出場した山﨑きょうだい
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