写真家・鋤田さん回顧展 ロックの歴史 赤れんがに 5号棟で 舞鶴の風景も

写真家・鋤田さん回顧展 ロックの歴史 赤れんがに 5号棟で 舞鶴の風景も

投稿日時:2014年5月13日

1405132

デヴィッド・ボウイやYMO、忌野清志郎など、国内外の多数のミュージシャンを撮影し続けてきた、写真家・鋤田正義さん(76)の回顧展「SOUND&VISION」が、北吸の赤れんがパーク5号棟で開催されている。アルバムジャケットやポートレート、広告写真のほか、今年4月に舞鶴で撮影した風景写真まで、半世紀に亘る鋤田さんの歴史を263点の作品で振り返ることができる。7月6日まで。
 福岡県出身の鋤田さんは高校生の頃に写真を始め、広告会社でファッションの写真を手掛けた後、1970年にフリーとなり、英国のロックバンド、T・REXに関心を抱き単身渡英。独自撮影に成功したのを機に、現在まで様々なミュージシャンたちを撮り続けてきた。また、何気ない風景の一瞬を切り取る写真も多く、「SOUND&VISION」はボウイの曲名から取られ、ミュージシャン(サウンド)と風景(ビジョン)を表している。
 今回の回顧展は2012年の夏から東京、福岡、大阪を巡回し、舞鶴赤れんがパークブランディング機構が、プロデューサーの立川直樹さん(65)を通じて誘致し、国内最終展が舞鶴となった。
 立川さんのプロデュースにより、5号棟の奥行き約50メートルを使って36枚並べられた、沢田研二やシーナ&ザ・ロケッツ、小泉今日子などの著名なミュージシャンを中心とした写真や、高さ2・7メートル×幅10・4メートルのボウイの緞帳、YMOの「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」のアルバムジャケット、70年代のロンドンや東京のパンクとニュー・ウェーヴ、寺山修司の映画「書を捨てよ町へ出よう」の写真などが倉庫内を飾っている。
 舞鶴を撮影した風景写真は、モノクロで撮られた五老岳からの舞鶴湾や丹後富士、イージス艦、カラーの成生の朝、桂貯水池など。
 鋤田さんは「写真も予定通りに収まっていないものが好きなので、赤れんが倉庫をギャラリーにするという、はみ出した部分が気に入ってます。有名人の顔でも風景でも、見て楽しんだり感じて、写真っておもしろいなと思ってほしい」と話していた。
 入場料は一般300円、市民は200円、高校生以下無料。午前10時から午後4時半。月曜休館。
【問い合わせ】電話66・1096、舞鶴観光協会

写真=巨大なデヴィッド・ボウイの緞帳(左)など作品の前に立つ鋤田さん