新たな舞台で快挙 ~「フットバッグ」の世界大会で上位入賞

新たな舞台で快挙 ~「フットバッグ」の世界大会で上位入賞

投稿日時:2020年8月21日

8cf0490631f0acfc90273a0e5564c1381-e1600998459975
フリースタイルフットボールの第一人者 山本さんと守島さん

 「フリースタイルフットボール」の第一人者として国内外で活躍する、山本佳史さん(30)と守島裕二さん(29)が結成した「LA CLASSIC(ラ・クラシック)」が、今度は別競技の「フットバッグ」の世界大会で上位入賞を果たす快挙を成し遂げた。



*     *     *     *



 フットバッグとは、主に足を使って直径5センチ位のバッグをお手玉やサッカーのリフティングの様に蹴って、その芸術性などを競う競技。1972年に米国の医師が、膝の手術をした患者のリハビリに勧めたのがきっかけとなり誕生した。現在は、およそ600万人と言われるまで競技人口も増え、毎年様々な国で開催される世界大会「IFPA Online Freestyle World Footbag Championships 2020」は、今年で41回目を迎えた。
 しかし例年とは環境が激変した今年。同大会はオンラインでの開催を決め、コロナ禍の厳しい状況下でありながら、16カ国から82人の選手がエントリーした。
 サッカーボールを使ったフリースタイルフットボールが主戦場の二人だが、どちらも体の使い方が似通っていることもあり、フットバッグにも挑戦しているという。
 大会は通常、同じ舞台での演技になるが、今回は演技を収めた動画を提出し審査を受けた。動画撮影の舞台に選んだのは大森神社。守島さんは、「日本らしさを取り入れたいと考え、昔から馴染みのある大森神社での撮影を思いついた。相談したところ快く撮影許可もいただけたこともあり、集中して臨めた」と話した。
 結果、二人の演技は大きな評価を受け、上級者部門のオープン ダブルルーティンで3位、中級者部門のインターミディエイト ルーティンで守島さんが優勝するなど、輝かしい成績を収めた。



【コロナに負けず 闘志を燃やす】



 これまで順調に競技者としてのキャリアを積んできた二人だが、コロナ禍によって大きく活動を制限されている。
 そんな中、日々の過ごし方については、「トレーニングや勉学など自己成長に時間を使っている」と守島さん。オンラインでの世界大会に挑戦する一方で、国内のオンライン大会では審査員をするなど、旺盛に活動している二人は「歩みを止めずに今できることをコツコツと積み重ねています」と笑顔を見せた。
 しかし、一方で気負いはなく、「頑張りすぎずに楽しむことや、無理せず休む時は休むようにして気分転換もすることを心がけている」とコロナ禍のもとでの気持ちの持ち方を披露した。
 今回の快挙について山本さんは、「今、私達ができるベストを尽くして映像に収めることができた点に満足しています。そして表彰台に上がれた事も嬉しいです。日々精進し自分達の表現に磨きをかけて次は世界一を目標にしています」と今後を見すえた。
 守島さんは、「ダブルスに関しては日本の和を押し出した演目で自分たちの表現を世界に発信して入賞し、表彰台に上がれた事が嬉しいです。そしてソロに関しては中級部門という中ではありますが、世界一を獲れた事が自分にとって大きく自信に繋がりました」と振り返った。
 いかなる状況でも歩みを止めない二人は当地の誇り。これからの更なる飛躍を期待したい。