『麒麟がくる』で注目 大河特需に備え市も本腰

『麒麟がくる』で注目 大河特需に備え市も本腰

投稿日時:2019年6月7日

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勇壮な武者行列が城門を彩った
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(左から)山崎さん、松村さん、永井さん
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会議では活発に意見が交わされた

 梅雨入り前の風物詩となって久しい「まいづる細川幽斎田辺城まつり(同実行委員会主催)」が、このほど南田辺の舞鶴公園とその周辺で開催され、約1万5000人(主催者発表)が訪れた。来年にはNHK大河ドラマの「麒麟がくる」の放映が始まることから、西地区を中心に「地域おこし」への期待が高まっている。



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 当日は晴天の下、多くの家族連れや観光客が訪れ絢爛豪華な歴史絵巻に魅了された。毎年恒例になっている行列では、メインを飾る鎧武者隊に舞鶴海上保安学校、舞鶴海上自衛隊、京都ポリテクカレッジ等から多くのボランティアが参加し、まつりを盛り上げた。
 実行委でよろいの着付けを担当したほくと鵬信会の松本泰会長は、「およそ80人の着付けを30人ほどで担当した。精悍な若者の武者姿が揃うと壮観だ」と話した。また今年は、鎧武者行列に一般から9人の参加があった。
 京田辺市から二人で来鶴した山崎武さんと永井咲子さんは、仲間たちと誘い合ってまつりに参加。近隣では、「亀岡光秀まつり」などにも参加しているという。山崎さんは、織田家に仕えた武将・佐久間信盛に扮しているというが、衣装は全て手づくり。「田辺城まつりには以前から関心があったので、今日はわくわくしている」と山崎さんは笑顔を見せた。
 大阪府から参加した松村さんは、自身の祖先が武将だったことから、甲冑に興味を持った。甲冑は紙とアルミで製作し、各地のまつりに参加して花を添えている。
 舞鶴に来るのは幼少の頃以来だが、細川幽斎には強い関心を寄せていたという。
「籠城戦は世の中の大きな流れを作るターニングポイントになった。都から離れてはいるが、多くの武将たちは目の離せない人物だった幽斎公の気持ちを少しでも体感したい」と松村さん。大河ドラマで細川幽斎にもスポットが当たれば、まつりへの注目度も高まるに違いない。
 この好機をいかに活かすか。地域おこしへの期待が高まっている。



【大河ドラマの波に乗れるか】



 まつりが終わって間もない5月30日、西市民プラザで「大河ドラマを活かしたまちづくり推進会議」が開かれた。市観光振興課が声をかけ、同実行委員会や関連団体などから26人が出席。それぞれの立場から意見を出し合った。
同課は次の3事業を参加者に説明した。(1)西駅交流センターに、西地区の歴史や細川幽斎公を紹介する展示を8月上旬に設置(2)西駅発着の「まち歩きコース」の設定及び簡易表示物の設置(3)若者向けイベント「田辺籠城戦国まつり」を9月に開催。
 また市土木課からは、舞鶴公園内の喫茶店スペースを取り壊し、休憩所を建築する計画についての説明があった。
 市の計画に対しても参加者からは活発に質問や意見が出され、白熱した会議が展開されていた。
 官民挙げての盛り上がりをいかに継続していけるか、今後の取り組みに期待したい。