創意工夫で健康に 「上安五老会」民謡とり入れ健康体操

創意工夫で健康に 「上安五老会」民謡とり入れ健康体操

投稿日時:2018年6月29日

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文庫山学園のステージでフラダンスを披露する民謡サークルの皆さん
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上安集会所で練習するメンバーたち

 上安の老人クラブ「上安五老会」(田中三義会長)が、健康寿命を伸ばそうと、ストレッチ体操に民踊を取り入れている。地区の敬老会などの演芸大会でも披露し、多くの市民から好評を受けている。今年、活動が評価され舞鶴老人クラブ連合会の会長表彰を受けた。



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 上安五老会には74人の会員が在籍し、「囲碁」や「カラオケ」「大正琴」など各サークルに入り楽しんでいる。
 「民踊サークル」は2年前に発足。会員らがボケ防止に何かしようと考えていたところ。民踊の先生で会員でもある池田トシエさんに指導を仰ぎ、民踊で体を動かし健康寿命を伸ばそうと始めた。
 現在サークルのメンバーは10人で発足時から変わっていない。歌い手が1人に踊り手が9人。踊り手は全員未経験から始めた。発表会が近くなると週1回、上安集会所で練習している。女性が多いイメージの民踊だが男性が4人いる。
 田中会長も周囲に誘われて入会した「最初は恥ずかしい気持ちもあり抵抗があった。誘われるまま軽い気持ちで入ったが、やってみると楽しくなってきてハマりました」と笑顔を見せた。
 柴田富美代さんは入会して1年後に夫の順二さんを誘い夫婦で踊っている。自宅に帰ってもお互い動きを確認するという。
 「ボケ防止や運動不足解消というのもあるけど、みんなとふれ合えるのも楽しみの一つ。家にこもるより、外に出て楽しくおしゃべりできる方がいい」と富美代さん。
 最初は動きがバラバラで間違いも多かった。集会所では窓に映る姿で動きを確認しながら練習している。次第に動きが合うようになり、踊れる曲も増えてくると、発表しようという話が出た。
 現在は地区の敬老会や文庫山学園、ふれあいサンデーなどで披露するほか、福祉施設への慰問も行っている。披露するのは「チャンチキおけさ」や「竜馬おどり」など。また、男性の入った「フラダンス」は毎回好評だ。
 指導にあたる池田さんは「年を取ったら中々動けないなか、一生懸命頑張っている。みんな少しずつ上手になってきた」と褒めていた。
 「一生懸命に踊って皆さんから拍手をもらった時は、次また頑張ろうという気になる。踊ると疲労困ぱいだが、スッキリして気持ちも若返ります」と皆が口をそろえていた。
 田中さんは「年寄りになっても、民生委員の方や他の方に頼りきりでなく、自分の健康は自分で作っていくという気持ちが大切。踊りは体力維持や脳の活性によい。今後は若い人など多くの方に参加してもらい、コミュニケーションができる場にしたい」と展望を語った。
 サークルは9月23日に総合文化会館で開催される「第36回丹後民踊まつり」への出場が決定。初の大舞台に向けて練習に励んでいる。
(井上 務)