囲碁ガール熱戦 華やか ~北近畿女性囲碁大会 本市で開催
投稿日時:2018年5月1日


北近畿の囲碁クイーンを決める「北近畿女性囲碁大会」が、このほど余部下の中総合会館で開催された。小学5年生から87歳まで43人の“囲碁ガール”たちが熱戦を繰り広げた。
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同大会は、舞鶴、綾部、福知山、丹波市などの女性囲碁愛好家たちでつくる実行委が7年前に企画した。会場は各市が持ち回りで、昨年は福知山、今年は舞鶴が会場となった。
段・級で分かれたAからDのグループが4局対戦し、3位までを決める。対局が始まると、女性たちが懸命に碁盤に向き合い、碁石の音が鳴り響いた。
3級以上が対戦するAグループでは、最年少で参加した上林澪さん(10)が全勝で優勝した。
上林さんは「決勝戦は負けるかと思ったけど、勝ててよかった。これからもさらに強くなれるよう頑張って、自信を持って打ちたい」と優勝杯を手に笑顔を見せた。
舞鶴の女性囲碁教室「遊碁会」の新妻洋子さんは「皆さん楽しんでいただき無事成功に終わりました。女性らしい華やいだ雰囲気でよい碁会になったと思う」と締めくくった。
「遊碁会」は10年前に発足。西市民プラザで教室を開いている。現在15人が、和気あいあいと囲碁を楽しんでいる。
AからDまでの優勝者は以下の通り。
【A】上林澪(舞鶴)【B】片岡あけみ(福知山)【C】池本容子(舞鶴)【D】工藤美也子(舞鶴)
(井上 務)