走高跳で快挙達成 中舞鶴小 垣尾くん

走高跳で快挙達成 中舞鶴小 垣尾くん

投稿日時:2017年9月1日

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表彰状を手に笑顔を見せる垣尾くん
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大会会場となった日産スタジアムでの競技風景

 横浜市の日産スタジアムで、このほど日清食品カップ第33回全国小学生陸上競技交流大会が開かれ、走り高跳びで出場した垣尾羽琉くん(かきお はる/中舞鶴小6年)が、6位入賞の快挙を成し遂げた。

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【声援に背中押され 自己新記録】
 垣尾くんは6月にあった京都府予選会で見事優勝。府選手団の一員として、市内からは走り幅跳びで出場の浦川尚樹くん(余内小6年)と共に全国大会出場の切符を手にしていた。
 競技を始めたきっかけは、5年生の時の体育の授業。素質を見込まれ、大会への出場を勧められた。
 昨年は市の大会で三位に終わったが、一年間で身長は10cm伸び155cmに。一回り大きくなった体格で記録の更新が続いた。
 6月に開催された京都府予選会では、1m31cmを記録。クラブチームに所属するわけでもなく、授業の延長で練習する垣尾くんの快進撃に周囲はただ驚いていたという。
 父親の直己さん(47)も、「真剣にやっていると思っていなかったので、結果には驚きしかない」と話す。これまでも練習を強要したり、結果を強く求めることは全くなかったという。
「(本人は)のんびりした性格で争いごとを好まない。だけど内に秘めたものを持っていると感じる」と直己さんは垣尾くんを評する。
 一方、母親の美恵子さん(47)は、「(本人は)コツコツやるタイプでもないが、運に恵まれ度胸がある」と話す。本大会の前には、あまりにマイペースな垣尾くんを案じ、2週間前から早朝ランニングなど練習につき合った。
 大会当日の夢舞台は、日産スタジアム。大舞台の雰囲気に呑まれることもなく、垣尾くんは普段以上の力を発揮した。練習不足が続いた夏休み。しかし、大会前の練習では跳べなかった高さも難なく成功。1m15cmから5cmずつの挑戦は、一度も失敗することがなかった。自己新記録となる1m35cmも一回目で成功した。
 垣尾くんは、快挙達成の原動力は「応援があったから」と言い切る。
「多くの人が、僕を応援してくれた。当日のコンディションも良かったけど、声援が嬉しかったし、それによって持っている力以上のものが出せた」と満面の笑顔を見せた。
 将来の夢は、「オリンピック出場」ではないと垣尾くん。「まずは跳べなかった1m40cmを跳びたい」と無邪気に笑った。
 父の直己さんは、子の将来について「過度な期待はしない。マイペースな良さを失うことなく、内に秘めたものを育てていってほしい」と話した。
 闘争心溢れるアスリートの卵とは一線を画す垣尾くん。しかし、無邪気な瞳のその奥に、夢に向かって輝く情熱が垣間見えた。更なる飛躍を期待せずにはいられない。