「すごい」を糧に、いざ大会へ 志楽小児童ら技術に触れる

「すごい」を糧に、いざ大会へ 志楽小児童ら技術に触れる

投稿日時:2017年6月27日

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なわ跳びロボットで遊ぶ児童ら
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西山教授(左)と部員ら
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おそるおそるロボットを操作

 小倉の志楽小で24日、舞鶴高専創造技術研究会の学生らが、「アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト(以下ロボコン)」に出場した際に製作したロボットを持ち込み、同小児童らとふれ合うイベントが開催された。
 志楽ダイヤモンド協議会の主催となる同イベントは、今年で9回目となる。
 ロボコンの歴史は古く、初開催は昭和63年に遡る。舞鶴高専は、第2回大会より毎年参加し、これまでに近畿地区大会で3度の優勝、14度の全国大会出場、最高順位は全国ベスト4(平成7年)と輝かしい実績を残している。同研究会を指導する同校機械工学科の西山等教授(57)は、「勝負へのこだわりよりもアイデア重視が伝統」と語る。以前に比べると、競技自体は格段に高度なものになっているが、先輩が後輩を育て、研究会の地盤は年々強くなっているという。
 当日は、様々な動きをするロボットの操作を児童らが体験し、絶え間なく歓声が上がっていた。
 同研究会を率いるのは、電子制御工学科4年の小谷文乃(おだにふみの)さん(18)。京丹後市出身の小谷さんは、パソコン修理販売業である父の影響もあり、幼少時より機械に興味があったという。5歳の頃にテレビで見たロボコン。憧れを志望動機にして勉学に励んだ。夢の道を歩む今だが、昨年秋からは部長の重責を担った。「部員はみんな我が強く、納得しないと動いてくれない。チームワークを発揮できるようまとめていくのは本当に難しい」と普段の苦労をにじませた。
 そんな中、今年の地区大会は舞鶴が主管となる7年に一度の機会。小谷さんも「地元開催で気合が入る」と言葉に力を込める。
 西山教授は、「学生たちは、今日のように世代を超えた交流をすることで、ものづくりの喜びを伝えてほしい」と話す。先生の思いにこたえ、学生らは、幼き頃の自分に語りかけるように優しく情熱的に指導していた。子どもらの笑顔に触れた学生たちは、自分たちの原点を見出したような笑顔を見せていた。
「ものづくりの喜び」
子どもらの「すごい」の声を糧に、大会では実力の全てを出し切ってほしいものである。