今年も厳かに お盆の三大行事

今年も厳かに お盆の三大行事

投稿日時:2017年8月8日

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城屋の揚松明(あげたいまつ)
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小橋の精霊船(しょうらいぶね)
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吉原の万灯籠(まんどろ)

 舞鶴市内のお盆を飾る3大恒例行事(城屋の揚松明、小橋の精霊船行事、吉原の万灯籠)が今年も以下の日程で繰り広げられる。
 ▽城屋(じょうや)の揚松明(あげたいまつ)=14日午後10時ごろ点火予定。城屋の氏神の雨引神社に伝わる雨乞い行事とされる。境内に柱状の大松明(高さ約16㍍)を立て、その先端にハチと呼ぶ逆円錐形の麻幹(おがら)の束をめがけて競争で下から小松明を投げ、燃え上がらせる火祭り。小松明を投げるのは神社前の高野川でみそぎをした地元の青年たちで、ハチに最初に投げるのは名誉なこととされる。府登録文化財、市指定文化財。
 ▽小橋(おばせ)の精霊船(しょうらいぶね)行事=15日午前11時半~正午ごろ小橋海岸を出船予定。小橋地区の10歳から14歳の子どもたちを中心に取り組み、大センドウと呼ばれる年長の14歳が行事を取り仕切る。竹とわらで13日から大型の船を手作り。14日に供え物などで船を飾り付けた後、15日に海のかなたへ地域の精霊を送るのが習わしだ。宮津の灯ろう流しや伊根町亀島にも精霊船行事は伝わるが、子ども中心で行われるのは小橋だけという。府登録文化財。
 ▽吉原の万灯籠(まんどろ)=16日午後7時40分~8時ごろ伊佐津川河口の大和橋上手の川中で点火予定。青竹を縦、横に組み合わせ、松明を差し込んだ大きな魚形を思わせる万灯籠(高さ18㍍、最大幅4~五㍍)に神火を元に点火。万灯籠がぐるぐる回されて川面に映る火の粉が美しい上、勇壮な光景が特徴だ。この行事は、約3百年前の享保年間に大クラゲが大発生し、不漁続きとなったことから、海神のたたりと信じた漁師たちが鎮魂から始めた火祭りとされ、愛宕信仰の影響もあるという。府登録文化財。