舞鶴引揚記念館 新収蔵品展「託された記憶」

舞鶴引揚記念館 新収蔵品展「託された記憶」

投稿日時:2017年6月30日

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引揚者の栞
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引揚列車の切符

 舞鶴引揚記念館は今年度の第2回企画展として「託された記憶」と銘打った新収蔵品展を、7月1日から催す。全国のシベリア抑留者や引揚者から同館に寄せられた第二次大戦下の新たな資料を紹介し、平和の尊さを発信する上で今後とも資料提供への協力を求めるのが狙いだ。
 今回展示されるのは、抑留体験者だった父親の遺品から長女が寄せたという一枚の引揚列車の切符など全部で252点。切符は東舞鶴から敦賀行きで、昭和30年9月4日の日付入り。当時は3等列車が180円(現在は1660円)で舞鶴に引揚後、2日に帰還したことを示している。当時は切符の手配を日本交通公社(今のJTB)が行い、乗車運賃は厚生省引揚援護局が負担していたという。
 この他、水筒や手作りのナイフ、防寒帽、出征旗、抑留中の写した写真など貴重な戦時品が並ぶ。
 企画展は10月1日まで(期間中、7月20日、9月21日は休館)。問い合わせは、同館℡0773(68)0836.