大浦半島で京都観光アカデミーが研究会 冠島と漁村の体験型観光を探る  【舞鶴のニュース】

大浦半島で京都観光アカデミーが研究会 冠島と漁村の体験型観光を探る 【舞鶴のニュース】

投稿日時:2002年8月27日

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 府内の大学や行政などが連携して、観光振興を検討する京都観光アカデミーの「京都のエコ・ツーリズム研究会」(座長・宗田好史京都府立大学助教授)が8月22、23日、大浦半島(舞鶴市)で開かれた。冠島と漁村の体験型観光などのフィールドワークを行い、丹後の古代文化圏を活用した観光策を話し合った=写真。
 京都観光アカデミーは産官学の連携で、観光関連産業の高度化、人材育成などに関するセミナーを開催している。会員は206人。今回は大浦半島をフィールドとして、丹後のエコ・ツーリズムのあり方を探った。
 22日は、府職員や舞鶴、宮津など各市町村の観光課職員、市文化財保護委員会、近畿日本ツーリスト、観光ボランティアら25人が参加した。田井漁港を出発してスダジイの巨木を見学し、冠島の説明を受けた後、冠島周辺で飛ぶオオミズナギドリを観察。夜は野原の民宿に宿泊し、翌朝は野原の大敷網漁業を見学した。
 引き続き、野原漁業協同組合の施設で行われた研究会には21人が出席、市職員が市観光基本計画を説明したり、舞鶴を含めた若狭湾の歴史・民俗を紹介した。また、旅行代理店の担当者が6月に行った大浦半島のエコ・ツーリズムで、旅行者からのアンケート調査の結果を発表。ツアーの満足度が高かった一方、民宿のトイレの問題やネイチャーガイドの育成などの課題が上げられた。
 また、大浦から見た舞鶴の歴史観を確立することや、伊根から宮津、舞鶴の冠島までの観光ルートの開発のアイデアの意見も出された。