舞鶴出身・金沢学院東高教諭の斎藤選手 北京五輪ウエートリフティング女子69キロ級へ【舞鶴】

舞鶴出身・金沢学院東高教諭の斎藤選手 北京五輪ウエートリフティング女子69キロ級へ【舞鶴】

投稿日時:2008年6月6日

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8月に開催される北京五輪のウエートリフティング競技女子69キロ級に、舞鶴出身の斎藤里香選手(25)=金沢学院東高校教諭=の出場が決まった。日本ウエートリフティング協会がこのほど、北京五輪代表選手として男子、女子各3人の計6人を発表、斎藤選手が選ばれた。  斎藤選手は、昨年11月の世界選手権で、日本の五輪出場枠の獲得に貢献。4月の日本選手権では、スナッチ競技を終えた後、腰を痛め棄権するというアクシデントに見舞われた。しかし、五輪代表最終選考会となった5月のアジア選手権では、スナッチ91キロ(日本タイ記録)、ジャーク119キロ(日本新記録)のトータル210キロの日本新記録をマークした。  日本ウエートリフィング協会では、世界、日本、アジア選手権の3大会で五輪代表を選考、斎藤選手のアジア選手権での記録が、女子69キロ級の世界ランキング9位に入ることを評価した。斎藤選手は、自らの力で出場枠を獲得するとともに、五輪代表の切符を手にした。  斎藤選手は、城南中で陸上競技の短距離と3種競技に取り組んだ。指導した堺谷正人教諭(現青葉中教諭)は「主将として後輩の面倒をみるなど、人間的にもすばらしい頑張り屋だった」という。堺谷教諭が冬場のウエートトレーニングとして、加悦谷高でウエートリフティングを取り入れたのが競技との出会いだった。同高校に進学して、川畑勉教諭の指導を受けて頭角を現し、3年生では女子ジュニア世界選手権に日本代表として出場、銅メダルを獲得した。  立命館大に進んだ後も競技を続け、2004年のアテネ五輪の出場を目指したが、日本の五輪出場枠「1」の壁に阻まれた。その後、けがのため引退も考えたが、北京五輪を最終目標に練習に励んできた。川畑教諭は「本番に強い選手。北京五輪では、さらに記録を伸ばして入賞してほしい」と期待する。  京口の旅館「霞月」を経営する斎藤友幸さん(59)、伊都子さん(51)の両親の元には、電話で斎藤選手から北京五輪代表決定の報告が届いた。友幸さんは「五輪代表になれるとは思わなかったので、驚いています。五輪では楽しんでほしい」、伊都子さんは「五輪では気負わず、自分の力をだしてほしい」とエールを送っている。

写真=斎藤選手

【舞鶴】