舞鶴出身の山口選手(東海大)、陸上でアテネへ ベルリン五輪の大江選手以来68年ぶり 【舞鶴】

舞鶴出身の山口選手(東海大)、陸上でアテネへ ベルリン五輪の大江選手以来68年ぶり 【舞鶴】

投稿日時:2004年6月18日

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 舞鶴出身の東海大学3年、山口有希選手(20)が、8月に開催されるアテネ五輪の陸上競技に出場することが決まった。男子400メートルと1600メートルリレーのメンバーとして大舞台に立つ。舞鶴からの五輪出場は、「友情のメダル」で知られるベルリン五輪(1936年)の棒高跳びで活躍した大江季雄選手以来68年ぶり。山口選手は、明倫小、城北中から京都市の洛南高を卒業して、東海大に進んだ。城北中から本格的に陸上競技を始め、全国中学大会の800メートルリレーで5位、ジュニアオリンピックBクラス200メートルで4位に入賞した。高校1年で国体少年B400メートルに優勝、同2年のインターハイ400メートルで8位に入賞した。しかし、3年ではケガのため満足なシーズンを送れなかったが、大学に進んで頭角を現した。大学1年で全日本大学選手権400メートルに優勝、同2年の昨年8月、日本代表として世界選手権(パリで開催)の1600メートルリレーリレーの第1層者として出場、8位に入賞した。同10月の国体成年400メートルでは、アテネ五輪参加標準記録Aをクリアする45秒18で優勝した。今年6月のアテネ五輪選考を兼ねた日本選手権400メートルで2位となり、アテネ五輪出場を決めた。城北中で山口選手を指導し同校教諭の秋原栄人さん(41)は「身体能力がずば抜けて高く、集中力のある選手だった。アテネでは結果を意識せず、オリンピックの雰囲気を満喫してほしい。そして、次につなげてほしい」と、エールを送っている。
 アテネ五輪に出場する山口選手を物心両面で支援するため、城北中陸上部OBらが中心になって「励ます会」(大槻義人代表)をつくり、「友情の募金」活動を始めた。「友情の募金」は、大江季雄選手が、ベルリン五輪で西田修平選手と銀、銅メダルを分け合った「友情のメダル」にちなんで名付けた。陸上部の仲間たちが、この精神を受け継ぎ、市民に募金の協力を呼びかけている。募金は山口選手の練習環境などを万全にして、悔いのない戦いをしてもらうために役立てる。「友情の募金」は1口1000円(何口でも可)。
振り込みは、郵便振替口座0098―6―113563「山口有希選手を励ます会」。
【問い合わせ】電話75・0158、城北中学校内、同会事務局の秋原さん。

写真=五輪出場を決めた山口選手