デフリンピック出場の上田兄妹と谷上コーチに 一条卓球ク、日の丸にメッセージを寄せ書き【舞鶴】

デフリンピック出場の上田兄妹と谷上コーチに 一条卓球ク、日の丸にメッセージを寄せ書き【舞鶴】

投稿日時:2009年9月4日

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9月5日から台湾で開かれる世界の聴覚障害者のオリンピック「デフリンピック」に、卓球日本代表として出場する舞鶴出身の上田大輔選手(24)と上田萌選手(19)、コーチを務める日星高校卓球部監督の谷上宏樹教諭(33)を応援しようと、3人が所属し指導を受けた一条卓球クラブ(小畑喜生代表)が、日の丸の大きな旗にメッセージを寄せ書きし3人に贈った。クラブで培った「のびのび卓球でプレーを」とメンバーたちがエールを込めている。東舞鶴高校出身の大輔選手=大阪府立だいせん聴覚高等支援学校勤務=、日星高校出身の萌選手=東京富士大学2年=は、団体・ダブルス・シングルス・混合ダブルスの4種目に出場する。萌選手は日本選手団の主将も務める。感音性難聴でほぼ両耳が聴こえない2人は、一条卓球クラブで卓球を始めた。大輔さんが4歳、萌さんが5歳。小畑代表は、大輔さんに入部前に友達を作ることや卓球を楽しむことをアドバイス。萌さんにはサーブを指導し、小学6年で全日本選手権ホープスの部でベスト8に。兄妹はハンディを練習で克服し、独特の感覚をつかんで健聴者と互角に対戦し、中・高校時代にインターハイなどにも出場した。中・高校の卓球部で活動しながら小畑代表にも指導を受けた。谷上コーチも小・中校時に同クラブに通った。寄せ書きには子供から社会人までの約50人が、「金メダルを目指してがんばれ」「のびのびと力いっぱい楽しんでプレーを」などを書き、谷上コーチへ届けた。白糸中1年の内藤沙織さんは「一度高校生の萌選手と対戦し、年下の私にも手を抜かずに試合をしてくれました。先輩たちは私の憧れ。4種目でメダルの獲得を」と応援する。小畑代表は「大輔選手は卓球を止めたいという時期もありましたが、粘り強さが今のプレーに実っています。萌選手は待ち時間でも素振りをするなど、練習の集中力が飛び抜けていました。プレッシャーのかかる場面で自分の力を出す一条ののびのび卓球を台湾でも発揮してほしい」と話す。卓球競技は9月6日から始まる。

写真=寄せ書きした日の丸の旗とクラブ員たち