お洒落で舞鶴PR~鎮守府開庁120年 日本遺産ジーンズを開発

お洒落で舞鶴PR~鎮守府開庁120年 日本遺産ジーンズを開発

投稿日時:2021年6月15日

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完成したジーンズを手にする山下社長

衣料品販売業のミトマン(引土、山下洋平社長)が日本を代表するジーンズブランド「EVISU(エヴィス)」と提携し、「日本遺産ジーンズ」の販売を開始した。 今年が舞鶴鎮守府開庁120周年となることにちなんで開発された同商品に、各方面から熱い注目が集まっている。

 

ミトマンは1962年創業の衣料品店。現社長の洋平さん(48)は2代目で、ジーンズを中心に子ども用の衣料なども扱っている。 一方、エヴィスジーンズを展開するEVISU JAPAN(大津市、山根英彦社長)は、1991年創業の総合服飾ブランドで、多くの直営店と販売代理店を擁する有名メーカー。 今回は、鎮守府開庁120年に合わせた商品開発を考えていた山下さんが、エヴィスとのコラボ商品を着想。前例のないことで多くの障害に直面したが、周囲の助けを得ながら商品化にこぎつけた。ジーンズに2つ付けた革パッチには、舞鶴をイメージしたロゴマークや「舞鶴鎮守府」の文字を入れた。また、バックポケットには、市の旧軍港関連施設が文化庁の日本遺産に認定されていることを示すため、日の丸がデザインされたロゴを刺しゅうするなど細部にこだわり、「他にはないオンリーワン」の商品を作りあげた。 山下さんは「コロナで元気をなくしている舞鶴が、少しでも前を向く起爆剤になればうれしい」と笑顔を見せた。

 

コロナの苦境に風穴を

 

進学・就職で離れた舞鶴に、山下さんが帰ってきたのは27歳の時。大学卒業後に大阪の服飾メーカーで勤務した経験を携え、「一人でも多くお洒落な人を増やして、活気のあるまちの実現に寄与したい」と長年に渡ってまい進してきた。 その中で15年前に始まったエヴィスジーンズとの取引は、店舗運営の大きな柱になった。 しかし、突如として訪れたコロナショック。有名ジーンズブランドのエヴィスとて例外ではない。苦境にあえぐアパレル業界の中、ほんの小さな力かもしれないが、後に続く風穴を開けたいという思いもあった。 初回生産は限定100本。世界のどこにもない「ミトマン」だけのジーンズは、市のふるさと納税の返礼品にも採用された。 山下さんは「ジーンズにはマニアも多い。希少価値の高い商品に触れ、市外の人に舞鶴への興味を持ってもらうきっかけになれば」と意気込みを話した。 ジーンズのサイズは28~40インチを用意。価格は税込み3万9600円(38、40インチは同4万1800円)。専用の箱が付くなど、プレミア感のある商品となっている。