特殊詐欺被害を未然に防止

特殊詐欺被害を未然に防止

投稿日時:2020年12月15日

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感謝状を手にするコンビニ店長ら

 特殊詐欺による被害を未然に防いだとして舞鶴署はこのほど、セブンイレブン舞鶴北吸店(北吸)店長・田村英貴さんと従業員の福岡文代さん、佐藤公美さんに感謝状を贈った。
 同署によると、10月5日午前11時半ごろ、同店を訪れた70歳代の男性が電子マネー「ビットキャッシュ」のプリペイドカード(ポサカード)5万円分を購入。さらに追加購入をしようとしたため田村さんらは、特殊詐欺の被害に遭っている可能性があると考え署に通報した。
 「もう少しで儲かる」と自宅へ帰ろうとする男性に対して従業員らは、積極的な声がけを続け警察官が到着するまで引きとめた。駆けつけた警察官2人に説得された男性は、ようやく送金を諦め、特殊詐欺は未然に防がれた。
 男性は7月ごろ、スマートフォンに届いた「68億円の支援金が受け取れる」というメールに従って「秘密のサイト」で運営会社と連絡を取り合い、支援金を受け取るための手数料という名目で1口3~5万円を送金していた。男性は同店での電子マネー購入は初めてだったという。
 対応した田村店長は「今やらないと、今後も舞鶴のお年寄りがどんどんやられてしまうと思い、必死で止めた。引きとめるのは大変だったが被害を未然に防ぐことができてよかった」と話した。
 舞鶴署管内では特殊詐欺が疑われる事案についての相談件数は今年10月現在、約90件(電話約20件▽メール約30件▽ハガキ・封書35件▽その他6件)前年比で約50件増加。同署では「これはおかしい、特殊詐欺ではないか」と気づける人が増えてきていると考えられると話している。