ご近所さんと、いい関係。

ご近所さんと、いい関係。

投稿日時:2019年10月1日

e59084cb9f1566e63ab33b07b3fe3042-e1570155048675
「ジャンケン」を通じて思いやりの理解を深める

 「令和元年度公民館人権セミナー~心に残る講演会~」が京都府の人権強調月間である8月を中心に市内7会場で開催されてきた。今回は、中総合会館で「ご近所力が地域力~大きなお世話で大成功」と題し、夢こらぼ主宰の松尾やよいさんを招いて開催された。参加した約30人は、お互いを認め合い、相手を思いやることの大切さについて理解を深めた。
 講演では、近所同士の支え合いの大切さを阪神淡路大震災の時の体験を踏まえながら語り、参加者は笑いを交えた分かりやすい話に耳を傾けた。
 松尾さんは「人には二つの幸せがあります。一つは人に何かをしてもらって感じる幸せ。もう一つは人に何かをして喜ばれることに対して感じる幸せです」と話した。その後「私とジャンケンをして、皆さんはワンテンポ遅れてあいこを出してください」、「次は私に勝って下さい」といい、参加者は順調にあいこの手、勝ちの手を出した。ところが「次は私に負けて下さい」といわれると、途端に出す手に戸惑う人が増えた。「人はついつい勝とうとしてしまいます。時には上手に負けることも大切です」と人を思いやる心を例えた。
 講演を聴いた女性は「住んでいる地域に当てはまる話が多かったので大変参考になった。近所同士仲の良い地域だが、一人暮らしの方も多い。ご近所の力は大切だと改めて感じた」と感想を述べた。
 講演後、松尾さんは「地方には今でもまだよい近所づきあいが残っている。地域社会での人と人とのつながりの大切さを次世代に繋いでいくことが大事」と語った。