KDDIが出前講座

KDDIが出前講座

投稿日時:2019年7月30日

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スマートフォンからの情報をもとに安全な避難ルートを検討する学生たち

 大規模災害時にスマートフォンやSNSなどの情報通信を適切に活用する授業が19日、舞鶴高専であった。通信会社「KDDI」が、「災害と情報」をテーマに、全国の高校で実施しているワークショップ型出前講座の一環。府内での実施は初めて。学生たちは、有事の際に必要な情報を見極め、正しく発信する情報の取り扱いの大切さを学んでいた。
 講座では、建設システム工学科の1年生40人が参加。同社の海崎千恵子さんが講師を務めた。学生たちは複数の班に分かれて、1人ずつスマートフォンが貸与された。仮想のまちを舞台に、課外授業中に大規模地震が発生。施設や道路、橋などのインフラが広範囲で倒壊し、10mの津波が1時間後に襲ってくるという想定で行われた。制限時間は20分。「被害で通れない交差点」や、「通行できる道路」など、具体的な災害情報は、班ごとに配布された「情報シート」に記載。班ごとに内容は異なる。
 学生たちは、スマートフォンのチャット機能で自分たちの班が持つ「情報シート」にある有益な情報を発信。同時に他の班から情報を収集し、班内で検討しながら最も適切な避難ルートを地図上に導きだしていた。
 海崎さんは「通信は命を守るライフライン。いざという時に正しく最大限活用できるように、日頃雄から正しい情報活用を意識してほしい。また、通信が使えない場合を想定した準備も必要です」と呼び掛けていた。
 村山千尋さん(15)は「災害時に情報を的確に伝える大切さが分かり、勉強になった。南海トラフ地震のこともあるので、万一の時には、必要な情報を分かりやすく伝えたい」と話していた。