『グループホームうえやす』 春に開設

『グループホームうえやす』 春に開設

投稿日時:2019年1月8日

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グループホームで生活を営んでいる障害者
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上安に建設中のグループホーム(イメージ図)

 社会福祉法人まいづる福祉会(飯田仁理事長)が春に「グループホームうえやす」(仮称)=上安=を開設する。同法人を支援する「まいづる共同作業所・まいづる作業所 友の会」(薗田日出雄会長)は、友の会への入会を通した支援を呼びかけている。



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 「グループホーム」は、障害者や高齢者が少人数で共同生活を営む住居。地域社会になじみながら、家庭と似た環境で暮らすことができるのが特徴。まいづる福祉会では引土と行永で同様のグループホームを運営している。引土で5人、行永で9人の障害者が生活を営んでいる。
 市内で福祉事業を運営する同法人は、まいづる作業所をはじめ、精米・販売事業やレストラン、カフェ事業など現在6事業を運営。200人の障害者が働き、豊かな生活に繋げている。
 平成28年に同法人が実施したアンケートでは、自立はしたいが一人暮らしは不安という利用者本人の声や、保護者の高齢化など、利用者と家族の両方からグループホームの利用が望まれている事が分かり、新たなグループホーム開設を検討。建築基準法を満たす土地の調査や建設地域の住民の理解、補助金申請などから着工までに時間がかかったが、現在、開設に向け急ピッチで建設が進められている。
 場所は上安の「特別養護老人ホーム・安寿苑」付近で、市の土地を借り受けた。延床面積約482㎡。木造平屋建て。総工費1億6000万円。居室は7室。ストレッチャー利用の障害者が入浴可能な特殊浴槽の設置や、防音設備のある居室もあるなど、重度の障害者も暮らせる機能を有している。また、ショートステイ棟(短期入所事業)も併設しており、4人が利用可能。自立の体験や一人暮らしへのステップアップとしての利用が期待される。
 同法人障害者地域生活支援センターの北村有史センター長は「障害が重いほど、生活の中での選択肢が限られているなか、グループホームの建設で障害を持つ方の選択肢を増やすことができる。また、将来は近隣の福祉施設や学校など地域との交流も進めていきたい」と話している。



【友の会 支援呼びかけ】



 同法人を支えるまいづる共同作業所、まいづる作業所 友の会」は、設立42年目。「バザー」「資源回収」「物品販売」「募金箱設置」などの活動で物心両面から同法人を支えてきた。同ホームの開設を機に、市民の入会を呼びかけている。
 薗田会長は「障害の有無にかかわらず共に生きていく社会を目指すうえで、障害者が安心して暮らせるグループホームの建設は大変重要なこと。私たちと一緒に力を貸して頂ければうれしい」と話している。また、グループホーム事務局では、併せて世話人も募集している。入会は1口1000円。会員には年3回作業所の活動を掲載した便りが送られる。
 [お問い合わせ」TEL:0773・66・7707、北村さん。
(井上 務)