舞鶴赤十字病院 X線撮影システム一新

舞鶴赤十字病院 X線撮影システム一新

投稿日時:2018年9月25日

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患者に負担をかけない新装置

 倉谷の舞鶴赤十字病院は、このほど老朽化・旧式化していたX線撮影システムを一新した。より迅速で的確な診断治療により、質の高い救急医療、医療サービスの維持・充実を図る。
 同院は整形外科を有し、舞鶴共済病院と交互に、年間250件程度の交通事故外傷などによる救急患者を受け入れている。しかし旧式装置では撮影できる範囲が狭く、何度も患者の体位を変える必要があり、患者の身体的負担だけでなく、病院側の時間や労力も課題となっていた。
 新装置は、一般撮影装置「RADSpeedPro」(島津製作所製)2基とフラットパネルのデジタル撮影システム「CXDI」(キヤノン製)の組み合わせによる構成。従来より広く放射線を照射でき、1回の撮影で精度の高い広範囲の画像が撮れる。これにより撮影時間は1人あたりおよそ半分の10分程度まで短縮、診断結果もより迅速に出せるという。
 今回の機器更新は、(一社)日本損害保険協会による「交通事故災害救急医療体制強化事業」の選定を受けて行われた。同協会は交通事故を減らし、未然に防ぐ活動の一環で、防災・医療研究機関への研究費助成や診療機器の整備補助事業を積極的に展開している。
 同院放射線技術課の藤原課長は「府中丹地域医療再生計画による当院の医療体制の存続および既存医療インフラの維持を前提として、医療サービスの質低下を招かぬよう、また、他施設との連携の質を担保するためにも、このような制度を活用して老朽化している機器の更新を図りたい」と話している。