就職戦線に変化 「ふるさとコールMAIZURU」

就職戦線に変化 「ふるさとコールMAIZURU」

投稿日時:2017年8月22日

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ブースで説明を受ける参加者ら

 夏の就職フェア「ふるさとコールMAIZURU」が、9日商工観光センターで行われた。同フェアは舞鶴で就職を希望する新規大学等卒業生やU・I・Jターン希望者、一般求職者に対して求人と求職のマッチングを図ることで雇用の確保と就職促進を目的とし春・夏の年2回行われる。
 今年は59社が企業ブースを構え、91人の就職希望者が来場した。昨年は51社の企業に129人が参加。増加した企業ブースに比べ参加人数の減少が目立つ形となった。

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 「今年は少ないと感じる」と話すのは製造メーカーの人事担当者。「一般の方はいましたが学生はゼロでした。人材確保を考えるうえで、従来通りの方法を変えていかなければならないのでは。特に学校への関係強化が必要と強く感じました」と頭を悩ませていた。
 「今年はブース訪問がゼロ。さすがに面喰いました」と話すのは介護・福祉施設の人事担当者。「国や市にも対策を打ってもらっているが難しい」と現状の厳しさを語る。
 一方、東京の大学4年生で市内での就職を強く希望する女性(24)は「事務職を中心に回りました。勤務地の距離を一番重視しています。仕事の内容や福利厚生、賃金はその後です。納得がいく企業を見つけたい」と優先順位を語る。
 市内在住で転職のために訪れた男性(22)は「3件ほど周りました。自分の条件的合う企業は少なかった」と話し「やはり給与面を重視します。今の所と見比べながら、良い所が見つかるまで探したい」と別のブースへ向かった。

〈記者の独り言〉
 取材した建設会社の人事担当者は、従業員の高齢化により、若者を取り入れなければ会社の存続に関わる、と危機感を感じていた。
 求職者の減少と求人側の増加によるマッチングの変化が表面化した同フェア。今後人材確保に悩む企業側からの積極的かつ魅力的なアプローチが必要になってくるのではないだろうか。