反戦の誓い込め 学徒犠牲者慰霊祭

反戦の誓い込め 学徒犠牲者慰霊祭

投稿日時:2017年8月15日

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雲門寺住職・堀尾和尚のお経のもと学徒犠牲者を追悼
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慰霊碑に献花する参列者ら

 舞鶴空襲で犠牲になった勤労要員学徒と教師を追悼する「舞鶴空襲学徒犠牲者慰霊祭」が、このほど余部上の共楽公園で行われた。
 昭和20年7月29日、米軍が模擬爆弾の5トン爆弾を舞鶴海軍工廠に投下、97人が亡くなり、30日には艦載機による攻撃で京都師範学校などの学徒、教師20人を含む83人が犠牲となった。
 慰霊祭は、碑が建立された平成26年から毎年、慰霊碑管理委員会が開いている。舞鶴空襲から72年になる29日、遺族や犠牲者の学友、元動員者など20人が参列した。
 慰霊の言葉を述べた京都師範学校に通っていた内藤昇さん(89)は魚雷組み立ての作業中に空襲にあった。
 内藤さんは爆風で吹き飛ばされ遺体となった友人を前に、「ただ手を合わすだけでした」と涙ながらに語り、「戦争という惨たらしい渦の中に、未来ある人びとを引きずり込ませることは絶対にあってはなりません。あなた方の無念をしっかりと受け止めて命ある限り声を上げ続けることを固く約束します。どうか、見守り続けて下さい」と反戦の誓いを述べた。
 その後、雲門寺住職の堀尾大直和尚のお経のもと、参列者は献花、焼香し手を合わせた。