多々見氏3選 圧勝で選挙戦制す

多々見氏3選 圧勝で選挙戦制す

投稿日時:2019年2月5日

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支持者たちと当選を喜ぶ多々見氏

 
 任期満了に伴う舞鶴市長選挙は3日投開票され、無所属現職の多々見良三氏(68)が、無所属新人の塚﨑泰史氏(43)を大差で破り、3選を果たした。2期8年の任期で推進した「舞鶴版地方創生」が一定の評価を受けたという形で、多々見氏は「交流人口300万人、経済人口10万人」を目指すまちづくりの推進に強い意気込みを見せている。
 投票率は昭和54年以降では最も低かった前回をも下回り、41.15%だった。当日の有権者数は、6万8468人。



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 多々見氏は自民・公明の推薦を受け、連合京都や舞鶴医師会など幅広い団体、市議会与党の各会派の支援を得て、手堅く組織を固めて市民からの支持を得た。
 選挙は前回に引き続き、非共産対共産の構図となったが市民の関心を高めることはできず、前回をさらに下回る投票率となった。
 今回の市長選は、18歳選挙権導入以後で初めての機会となったが、全体の投票率を押し上げるには至らなかった。商業施設での期日前投票や、学校での投票所設置など、投票機会の拡大が図られたことの効果については、改めて検証する機会を持ちたい。
 圧勝の選挙結果とはいえ、有権者全体では約3割の支持に過ぎない。民意をいかに集約できるか、行政運営の手腕が問われる。
 多々見氏は、観光入込客数などの数値目標が概ね達成に近づいているなどの実績を前面にアピールし、赤れんがパーク一帯の更なる観光拠点としての整備や、移住の促進、舞鶴版コンパクトシティの促進など、具体的なビジョンを提示して、さらなる支援を求めた。
 一方で塚﨑氏は、経済効果の不明瞭な観光施策に偏ったまちづくりを改め、手厚い福祉や医療に重点を置いた市政への転換を訴えたが、支持を広げられなかった。



【多々見氏 盤石の3期目に意気揚々】



 開票速報で得票が読み上げられたあと多々見氏が浜の選挙事務所に姿を現すと、会場には万雷の拍手が起こった。多々見氏は支持者らと笑顔で握手を交わし、万歳三唱をしてくす玉を割り当選を喜び合った。
 多々見氏は、「3度目の選挙だが、多くの方のご支援がなければ出馬すらできないと改めて実感した。まちには様々な課題があり、様々な困難も予想されるが、選んで良かったと言って頂けるよう頑張りたい。地方は少子化、人口減少などの問題や、当地においては水害に弱いという課題があるが、しっかりと取り組んでいきたい」と力強く意気込みを述べた。