テニス愛 連綿と~舞鶴ローンテニスクラブ設立70周年

テニス愛 連綿と~舞鶴ローンテニスクラブ設立70周年

投稿日時:2020年4月3日

ff07c3acb732c60471f634a9252e1d36-e1587437453177
元気にプレーする綱田さん
a5aa2f3f0cd3fa2f3c619d57868bb2b8-e1587437495536
節目を祝う記念大会に参加した会員たち

 東舞鶴運動公園で3月29日、舞鶴ローンテニスクラブ(尾松謙二会長)の設立70周年記念大会が開催された。大会には28歳から93歳までの会員28人が参加し、プレーを通じて節目を祝った。



*     *     *     *



 同クラブの設立は1950年(昭和25年)。当地に駐留していた米軍の引揚業務査察官から、「テニス愛好家がいないか」との打診を受け、同クラブ初代会長の故柳田三郎氏と故志摩卓二氏が応じたことを契機に発足した。元は米軍司令官らと志摩氏らがテニスで交流を深めたことから、財務局テニスコートの使用許可を得たのだという。
 当時は競技人口も少なかったが、場所と相手を探すことが困難な時代とあって、設立時の会員16人は自由にテニスが出来る平和な世の中を謳歌した。設立から2年後の1952年には、会員数は42人まで増加。そのうち15人が女性会員と、戦後に到来した新時代を象徴するような発展を見せ始めた。
 以降は、舞鶴庭球協会の設立(1957年)、北吸市営テニスコート(1964年)と丸山テニスコート(1978年)の完成を経て、やがて到来したテニスブームの影響もあり、一時は100人を超える会員を擁し、同クラブは隆盛を極めた。
 22歳からクラブに入り、45年目となる尾松会長は、「これまでにテニスを通じて多くの方々と交流することが出来ました」と長年の活動を振り返った。長年医療関係の職に従事した尾松さんは、テニスと共に歳を重ねた。13代目の会長職に就いて2年目。節目を迎えたクラブの思い出は数知れない。設立から70年と、次代は大きく変わったが、テニスを愛する気持ちは何ら変わりない。「アマチュアのクラブだから、楽しくなければ意味がない」と、変わらず笑顔でコートに立っている。



【93歳会員 今なお現役 溌剌プレーを披露】



 記念大会では28人が4チームに分かれて、リーグ戦を行った。
 この日は同クラブ最高齢の綱田芳昭さん(93)も参加。同クラブは、第6代の会長(1995年~1998年)も務めた綱田さんの長年の功績を讃え顕彰した。
 この日も年齢を感じさせない溌剌としたプレーを披露した綱田さんは、「皆さんのおかげでこうしてテニスを楽しめる。皆さんから辞めろと言われるまでは、続けていきたい」と笑顔を見せた。
 同クラブで創立から引き継がれてきたモットーは、「品格のあるテニス」だという。これは、勝敗より相手に対する敬意、感謝を大切にしようというもの。尾松会長は綱田さんを評し、「品格あるテニスを体現されている」と賛辞を贈った。
 70年の時を超えて、脈々と受け継がれるテニス愛。同クラブのますますの発展を願いたい。
 現在49人の会員が所属する同クラブでは、新入会員を随時募集している。練習時間は、毎週水曜の午後1時~同4時、毎週木曜日はナイター練習会で午後7時~同9時、毎週土曜日の午前9時~同12時の週3回。場所はいずれも東舞鶴公園テニスコート。年会費は5000円。問合せは尾松さんまで(TEL:090・2351・5416)