青森舞台の映画上映で被災地支援 東北の映画館、震災で公開ピンチを受け 八千代館で6月11日から、収益の一部を義援金に 「津軽百年食堂」 オリエンタルラジオ、福田沙紀ら出演【舞鶴】

青森舞台の映画上映で被災地支援 東北の映画館、震災で公開ピンチを受け 八千代館で6月11日から、収益の一部を義援金に 「津軽百年食堂」 オリエンタルラジオ、福田沙紀ら出演【舞鶴】

投稿日時:2011年5月31日

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写真=映画の1シーン(2011「津軽百年食堂」製作委員会提供)

青森県弘前市を舞台にした映画「津軽百年食堂」(大森一樹監督)が、東北各地の映画館で公開予定だったが、東日本大震災で被災したため上映のピンチに立ったのを受け、映画製作に関わった舞鶴のシマフィルム(志摩敏樹代表)が、被災地の支援にと運営する舞鶴市浜の八千代館で6月11日から上映することを決めた。津波で変貌する前の東北の美しい風景が、スクリーンに映し出されている。配給収益の一部が復興に役立てられる。  弘前に4代、100年続く津軽そばの食堂が舞台。4代目の若い陽一は父との確執から東京で暮らすが、故郷への複雑な思いに揺れていた。しかし、祖母や東京で知り合った同郷の七海によって、陽一の気持ちも変化してゆく。父の交通事故で帰省する中、さくらまつりの日を迎える。出演はオリエンタルラジオの藤森慎吾と中田敦彦、福田沙紀ら。  映画は全編を青森でロケ撮影しローカル色豊かに作られた。震災の比較的被害が少ない弘前市内が主だったが、津波で大きな被害を受けた八戸市内も一部含まれる。東北全体を盛り上げる映画にと岩手や宮城などの企業も協力。また、シマフィルムが出資する企画会社「LIBエンタテインメント」が、製作委員会の主メンバーとなり支援した。  4月からの公開予定を控え、キャンペーンをスタートさせた翌日に震災が発生したため、配給会社が関西圏の映画館に上映を打診。製作委員会も東北に支えられ完成した映画だからこそ上映を通して支援をと、配給収入の一部を義援金にあてる。兵庫在住の大森監督も阪神・淡路大震災で被災している。  八千代館で6月11日~24日上映する。同館は「被災地支援のため多くの人に見てほしい」と来場を呼びかけている。上映時間は①午後1時5分②同3時15分③同6時。

【問い合わせ】電話62・3583、同館