うた人集い 和やかに

うた人集い 和やかに

投稿日時:2017年10月13日

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短歌を愛する”うた人”らによる年に一度の集い

 短歌を愛する“うた人”らによる年に1度の集い「第38回市民短歌大会」が3日、森町の南公民館で開催された(=写真)。
 24人の“うた人“が参加し、文化交流潮風の会の安久菊枝会長が「白樺日誌に綴られた短歌を読み解く」と題した講演を行った。
 安久会長は、綴られた言葉に込められた想いを解説し、全員で声に出して読むことで理解を深めた。
 また、会員が持ち寄った作品の歌評会が行われた。
 市民新聞社賞を受賞した西野朝江さんは、秋の黄昏時の谷に赤とんぼが群れている情景を紡ぎ出し、その中に母の面影を見出す心の動きを素直に表現した。
 歌評をした大野翼さんは「特に下の句で寂しさ、悲しさを直接言わずに表現されている所に作者の力量を感じました」と評価した。
 安久会長は「皆さんなごやかに楽しく良い勉強ができた。ずっと続けていきたいですね」と話していた。
 大会の受賞者は以下の通り。
 【市長賞】
 ▽水張田(みはりた)のさみどり映し光(て)る月を我のりやうてに掬(すく)ひとりたし(大野翼)
 【舞鶴市民新聞社賞】
 ▽尾を染めて群がりとべる赤とんぼ昏れゆく峪(たに)に母探すごと(西野朝江)
 【京都新聞社賞】
 ▽樹の気もち計りて剪定(せんてい)バサバサと槇(まき)は風吸いスット立ちます(岡山頼子)
 【潮風賞】
 ▽一世紀・生き来し母の引き出しにセピア色した孫からの文(ふみ)(岸田章子)
 ▽盆がゆき精霊送る線香は行きつ戻りつやがて流れに(城弟正代)