聖母の小さな学校 講演-本当の親子の形

聖母の小さな学校 講演-本当の親子の形

投稿日時:2016年12月13日

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                       親子のあり方について話す梅澤さん

行永の倉梯小学校で聖母の小さな学校の梅澤良子副代表を招き「倉梯子育て支援協議会・PTA人権講演会」が行われ、子どもたちの現状と親としてできることについて語り、参加した学校関係者と保護者は熱心に耳をかたむけた。
聖母の小さな学校は、1989年4月に開校し、上安の特別養護老人ホーム「寿荘」西側にある旧修道院を活用して始まった京都府教育委員会認定のフリースクール。
既存の学校とは異なり、文部科学省の学習指導要領の枠にとらわれない独創的な教育を行っている。
原籍校への復帰や高校への進学を経て、大学生や社会人となり、200人以上を社会に送り出してきた。
「親と子の間に距離がある」
教育を通して、数多くの現場を見てきた梅澤さんは講演会でそう話し語り始めた。
「良いものと悪いもの両方あるのが家庭です。悪いものもしっかり見ないといけない。辛いことから逃げないこと、それが親になる条件です。慈しみ、愛にあふれ、時に憎しみ合うこともある、それが本当の親子です」と親子のあるべき姿を説く梅澤さんの言葉に涙を浮かべる参加者も見られた。
聖母の小さな学校の特徴は、生徒自身が「不登校」という現実にしっかりと向き合っていること。
「あんなに死にたいと思っていた自分が20年も生きていることに嬉しくなった」
同校に通っていた生徒が言った言葉。
同校の教育は「不登校」を「悪いもの」ととらえずに、社会に戻っていく上での「生きる力」として生徒たちの背中を押している。