生徒を守る命のマニュアル 日星高救急措置対応訓練

生徒を守る命のマニュアル 日星高救急措置対応訓練

投稿日時:2016年8月16日

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      倒れた生徒役に声を掛ける教職員
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       心臓マッサージを行う教職員

 上安久の日星高校で7月27日、教職員対象の救急措置対応訓練が行われた。
 今回は、心臓病を患う女子生徒が倒れた場合の対応をシミュレーション。
 教職員自らシナリオを考え、生徒役、救助役、撮影係などを配役し実際に起きた時のことを想定して、緊迫感ある訓練が実施された。
 同校の水嶋純作校長は「普段から生徒対象の救急講習は行っていたが、教員から「そういう時に教員はどう動けば適切なのか」という意見が出るようになった。これをきっかけに日星の救急マニュアルができれば」と語った。
 訓練後行われた意見交換では、撮影された訓練映像を確認しながら「AEDを持つと走りにくい」といった実際に体験しないとわからないことから集まった生徒への声掛けなど学校ならではの起こりうる問題を課題として共有。
 訓練を担当した舞鶴西消防署所属の救急救命士の中西雅彦さん(44)は「年齢や役職にとらわれず第1発見者が指揮を行うこと」と現場対応での助言を伝えながら「通報から到着まで平均8分の時間がかかる。今日行ったシナリオ通りの動きを緊急時にもできるようにしておくことが大切です」と日頃から意識することの重要性を語った。
 AEDが遅れると1分ごとに生存率が10%ずつ下がっていくと言われ、迅速な対応が求められる。
 今回の取り組みを続けていくことが、生徒の命を守るマニュアルとなるだろう。