京都府立医科大 地域滞在実習
投稿日時:2016年9月6日

文庫山学園利用者と楽しそうに話す実習生

8月29日〜9月2日の5日間、京都府立医科大学の医学科19人、看護学科2人の計21人の学生が舞鶴を訪れ、地域に滞在し医療を学ぶ実習を行った。この取組みは地域医療教育推進事業の一環で、地域医療の実情や重要性を学ぶため、同大132人の学生が医師確保困難地域である府北中部エリアの7病院で地域滞在実習を行うもの。舞鶴では国立病院機構舞鶴医療センターが受入先となり、合同臨床実習や医療スタッフとの意見交換を行った。
8月31日には、地域住民との親睦を深めるため、北吸の文庫山学園を訪問。ダンベルを使った体操やストレッチ、同園の民謡サークルに踊りを教えてもらうなど和やかな雰囲気に包まれた。
舞鶴小唄の振り付けを教えた同サークルの波多野まり子さんは「さすがに飲み込みが早い。舞鶴小唄から歴史と伝統を感じてほしい」と話した。
振り付けを教えてもらった同大医学科の天野光一郎さん(23)は「民族系の音楽が好きだったので違和感なく楽しめました」と話し、終わった後も舞鶴小唄について質問する姿が見られた。
「卒業したら舞鶴の病院に来てな」
学生たちに声を掛ける人たち。
今日の思い出をきっかけに、当地へ有能な人材が来てくれることを楽しみに待つとしよう。