市文化事業団 最後の主催事業 「舞鶴寄席」が大盛況

市文化事業団 最後の主催事業 「舞鶴寄席」が大盛況

投稿日時:2021年3月19日

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本市出身の落語家・笑福亭遊喬さん
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余裕をもった間隔を空けて着席する観客たち

 市の直営化に伴い今月末で解散する市文化事業団の最後の主催事業として14日、浜の総合文化会館で「第十四回舞鶴寄席」が開かれた。
 例年は小ホールでの公演だったが、コロナ感染対策を鑑みて今年は大ホールで実施。間隔を空けて席に着いた350人以上の観客は、軽妙な語り口に引き込まれ、笑いの渦に包まれた。
 市内でワークショップを開催するなどして、年々人気を高めてきた落語。今回は、桂あやめ・林家染雀による音曲漫才コンビ「姉様キングス」が初登場するなど、にぎわいを増した公演となった。
 本市出身の落語家・笑福亭遊喬(左・写真)は、コロナ禍に犯罪が増えたと切り出した小噺で、間抜けな犯人像でオチをつけ笑いを誘った。また酒に関する小噺の際には、酒のお供に最高だとして万願寺・嶋七のかまぼこ・佐波賀大根などを紹介。郷土に思いを馳せた一面も披露した。
 また同事業団の解散にもふれ「(自身も)本市で落語会を上演させてもらって、もう20年になる」と振り返った。続けてアンケートをとるといい「事業団が解散しても落語は続けてほしい人は拍手をお願いします」と呼びかける。それに応えて観客らが会場内に拍手を響かせたのも束の間、「そんな気がしてました。してくれるとは思ってましたよ」と笑いをとるなど心を揺さぶり続けた。
 これまでコロナで外出を控えていたという70代の夫婦は「今日は久しぶりに大笑いさせていただきました。落語はやっぱり最高ですね。自粛のストレスが発散できました」と笑顔を見せた。
 本市文化の拠点施設「総合文化会館」の運営を長年担ってきた同事業団。締めくくりとなった公演を盛況で終えた担当者は、「多くの人に訪れていただけて良かったです」と胸をなで下ろした。