動物とふれあい

動物とふれあい”命”学ぶ

投稿日時:2019年2月15日

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聴診器で犬の心音を聴く生徒

 舞鶴市の福祉施設を中心に犬や猫と定期的に訪問活動をしているボランティア団体「ハーモニー」(飯田弘子代表)が10日、福井県高浜町立高浜小学校で「動物とのふれあい体験学習」を授業として行った。6年生の児童56人が参加し、犬や猫に接することで命の大切さを学んだ。
 「ハーモニー」は、老人介護施設や障害者施設での「動物介在活動」(アニマルセラピー)を30年近く続けてきた。
 今回、同校の保護者でもある同団体員との縁があり、初めて「学校の教育活動」として道徳の授業を活用して体験学習を行った。
 この日は、獣医師を含むメンバー13人とともに、犬8匹と猫1匹が同校に訪問。児童たちは初めて動物に触れる時のマナーやルールを教わり、聴診器で心臓の音を聴くなど生きものと人間の関係を学んだ。
 後半は、グループに分かれて実際に犬猫に触れたり、体育館内をリードをつけて一緒に散歩した。触れることが難しい子どもたちも、一定の距離を保ちつつ参加していた。
 参加した児童からは「心臓の音が早かった。犬や猫も命が一つしかないので大切にしようと思った」。
 「今までは犬は噛む、猫はひっかくというイメージがあったけど、動物が噛んだりするのは人間が何かするからということが分かって印象が変わった」などの感想があがった。



【双方とも初の試み。今後は舞鶴でもしたい】



 同校も同団体も正式な授業としては初めての経験。準備は昨年秋から両担当者が打ち合わせを重ねながら、保護者へは授業趣旨の説明文配布、児童の動物アレルギーや飼育経験、個人感情などアンケートを取り綿密に計画したという。
 飯田代表は「学校での動物介在活動は、安全や衛生面など様々な準備が必要ですが、子どもたちはとても積極的に関わってくれ、今まで犬や猫に触れたことがなかった子も目を輝かせていました。ハーモニーとしても大きな一歩を踏み出せた。今後、舞鶴でもできたらと思う」と話した。
 教育現場や市民活動の一環として「動物介在活動」に興味のある方は
 TEL:0773・63・4899 飯田代表まで。