迫力の演奏 児童ら魅了~吉原小で海自舞鶴音楽隊が演奏

迫力の演奏 児童ら魅了~吉原小で海自舞鶴音楽隊が演奏

投稿日時:2018年11月20日

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体育館の壁面にある「吉原っ子の歌」のレリーフ
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タクトを操り音楽隊を指揮する小嶋さん

 吉原小学校(井上憲正校長)で8日、芸術鑑賞会があった。海上自衛隊舞鶴音楽隊が同校に訪れ生演奏を披露。全校生徒44人と、保護者や地域住民ら約60人が、音楽隊の迫力ある演奏に聞き入った。



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 子どもたちに本物の芸術に触れてもらおうと毎年行っている。漁港の側に建つ同小は、海とかかわりが深いことから、今年は海自音楽隊を招いた。
 演奏では、髙野賢一一等海尉の指揮のもと、ヨゼフ・ワーグナーの「双頭の鷲の旗の下に」や同小の「校歌」、「ふるさと」などのほか、子どもたちに馴染みの深いアニメのメドレーなどが披露された。曲の間には、楽器の解説などもあった。
 また、3年の小嶋美羽さんと、6年の三条橋陽向さんが、エドワード・エルガー作曲の「威風堂々」の指揮者に。髙野一等海尉から指揮の教えを受けた後、2人とも上手にタクトを振り、見事に音楽隊を指揮していた。
 全9曲が演奏され、迫力の”海自サウンド”に児童たちは目を輝かせて聞き入っていた。最後の曲が終わると、会場はひときわ大きな拍手が響いた。
 6年生の岩間千和さん(12)は「指揮の人の指示通りに音が大きくなったり小さくなったりして凄かった。演奏はとても良く、思い出になった」と満足そうだった。



 【「吉原っ子の歌」30年ぶりに復活】



 約30年前に卒業制作でつられた「吉原っ子の歌」が復活した。今回の芸術鑑賞会で初披露された。
 音楽隊が9月に下見に同小を訪れた際、体育館の壁面に設置された木彫の校歌額(校歌が彫られたレリーフ)の横に「吉原っ子の歌」のレリーフが並んでいたのに気づいたことが復活に繋がった。
 同小が調べたところ、昭和63年度に作られた卒業制作であったことが判明。音楽隊の協力で楽譜がおこされた。
 鑑賞会には実際に制作した卒業生も訪れていた。昭和最後の年に制作された曲が、平成最後の年に復活した。
(井上 務)