和の心を体験 児童ら芸術に触れる
投稿日時:2018年11月6日

熱心に指導を受ける児童たち

いけ花に見入る来場者
浜の市総合文化会館でこのほど、平成30年度舞鶴市総合文化祭「お茶といけ花の祭典 未来につなぐ 和の心」(舞鶴華道連盟・舞鶴茶道連盟・舞鶴市文化協会主催)が開催された。
お茶といけ花に分かれた会場では、それぞれ多くの来場者が展示物を鑑賞したり、お茶の接待を受けたりと、「和の心」を満喫していた。
いけ花の会場では、各流派から合わせて77人が作品を展示。普段あまり目にすることのない絢爛豪華な花の競演が繰り広げられていた。
また、会場の一角では、体験コーナーが設置され、来場した児童たちが次々といけ花に取り組んでいた。体験希望者は予想以上に多く、2日間の会期で100セットを用意していたが、初日で早くも80セットがなくなったという。
「こうした機会に、いけ花の魅力に触れていただき、取り組む人が増えればうれしい」と、舞鶴華道連盟の山中知昌理事長は顔をほころばせた。児童らは、真剣な面持ちで花に向き合い、出来上がった作品を前に、「面白かった。またやりたい」と満足そうに話していた。