大正琴 よつば会 30周年

大正琴 よつば会 30周年

投稿日時:2018年10月12日

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本番に向け練習に励むメンバーたち

 大正琴を演奏するグループ「琴修会舞鶴支部(よつば会)」(田中美香子代表)が、今年30周年を迎えた。11月18日には総合文化会館で「第15回大正琴の集い」も開かれる。節目の舞台に会員たちは練習に励んでいる。



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 「よつば会」は平成元年に、田中代表の義母である公子さんが設立。 “四葉のクローバー”にちなみ、「弾く人」、「聞く人」に幸せが届くようにと名付けられた。同17年から田中さんが代表に就き活動を続けている。
 現在59人(うち男性1人)が在籍し、2年に1回演奏会を開くほか、芸能祭や敬老会など、市内各地域の催しで発表している。
 「大正琴」は木製の弦楽器で、鍵盤のキーを左手で押さえ、複数の金属弦を右手のピックで弾いて演奏する。大正元年(1912)に発明された。昭和50年代にアルト、テナー、ベースと音域の異なる大正琴が開発され、大人数での合奏が主流となった。
 軽く持ち運びが便利で、初心者でも簡単に音を出せるなど、シニア世代の生涯学習として親しまれており、愛好家は100万人以上と言われている。
 女性会員の1人は「何か人生に楽しみを見つけようと始めた。これまで出会ったことのない人に出会え、元気をもらっている」と笑顔を見せる。
 ショッピングセンターらぽーるや加佐公民館、中総合会館、集会所など市内各所に練習場所を設け、月2回、田中代表が教えている。
 9月にあった練習では、発表曲である「学生街の喫茶店」などの音合わせの練習をしていた。
 11月の「大正琴の集い」では約15曲を披露。「ふるさと」「荒城の月」「ジュピター」などの馴染みのある曲のほか、「ピアノ」「太鼓」「大正琴」の3楽器がコラボレーションする曲目も見どころとなっている。
 また、リレー演奏としてグループに分かれた会員たちが「幸せなら手をたたこう」の演奏を弾き繋いでいく。
 田中代表は「大正琴は発明されて100年ほど。まだまだ歴史が浅い楽器。20年前と比べて音色、響き、ボディーなどがどんどん進化している。歴史が浅いからこそ可能性のある楽器。教室では皆さん楽しそうに学んでいますし、発表に向け熱心に練習してきた。ぜひ足を運んで頂き、“よつば会の音”を聞いてもらいたい」と話している。
 [お問い合わせ]TEL:090-3165-0619 同会・田中さん。
(井上 務)