青葉中合唱部 大舞台で有終の美

青葉中合唱部 大舞台で有終の美

投稿日時:2018年10月5日

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近畿大会に出場した青葉中合唱部

 青葉中(岡本康憲校長)合唱部が、大阪府中央区のNHK大阪ホールで開催された「第85回NHK全国学校音楽コンクール」(以下Nコン)の近畿ブロック大会に初めて出場した。部長の菊田こころさん(15)は「近畿大会に出場できて本当に嬉しい。今後、青葉が近畿大会の常連校になってほしい」と後輩たちへバトンを託した。



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 「Nコン」はNHKと全日本音楽教育研究会が主催し、「全日本合唱コンクール」と並んで2大コンクールと呼ばれる。都道府県ごとの地区大会で代表を選出し、全国を8つに分けたブロック大会で勝ち残ったチームが、東京のNHKホールで行われる全国大会へと進む。
 同校合唱部は27人(うち男子2人)。顧問の西垣亜紀子さんと久保綾菜さんのもと、毎年コンクールに挑戦してきた。
 8月7日に長岡京市であった京都府大会には府内14校が参加。近畿ブロックへは、府内からは金賞を受賞した2校が選出される。同校は、金賞常連校の京都聖母学園を制し見事優勝。近畿への切符を手にした。大会結果は奨励賞。これまでたどり着けなかった舞台の上に確かな足跡を残した。
 2年前は府大会の奨励賞だったが、昨年は銅賞に。その際、審査員から発声方法を指摘され、その弱点を克服するために外部から2人の講師を招き発生練習を重ねた。
 また、「ソプラノ」「メゾソプラノ」「アルト」の各パートに分かれた練習を昨年から始めた。各パートからの細かい意見を拾い上げ、チーム全体に反映するようにした。 
 近畿ブロック進出決定後は、総合文化会館で練習できるよう学校側もサポート。ホールでの声の広がり方や反響を確認した。また、全校生徒の前で発表する機会をつくり、大人数の前で歌う経験を積んだ。
 大会直前は、辛いものなど喉に刺激があるものは控えた。喉の油が落ちるためウーロン茶も禁止。のど飴を常になめるように部長と副部長が促した。
 副部長の永井美紅さん(14)は「楽しいのが一番大切だし、そういった雰囲気を心がけた。近畿に出場できて、他校の高いレベルの合唱を見ることができてとても勉強になった。3年間やってきて本当によかった」と笑顔をこぼした。
 菊田さんは「最後の3年生で近畿の舞台に立てて、良い思い出になった。顧問や外部講師の方、校長、教頭先生など色々な先生方に支えてもらえたから、大きな舞台に立てたのだと思う」と感謝の言葉を述べた。
 久保顧問は「技術面も重要だが、合唱は団体戦。チームワークが大切。部長と副部長が部員を上手にまとめながら、ずっと頑張って来た。彼らと一緒にやってこられて嬉しい」と喜んだ。
(井上 務)