春香る  尺八の調べ~都山流尺八 舞鶴会 古典芸能普及へ  第一歩

春香る 尺八の調べ~都山流尺八 舞鶴会 古典芸能普及へ 第一歩

投稿日時:2018年4月10日

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ホールに集まった参加者は、しばし尺八の音色に耳を傾けた
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演奏した都山流のメンバー

 都山流尺八舞鶴会(林悦山会長)が3月29日、特養老人ホームグリーンプラザ博愛苑を訪れ、入所者らに慰問コンサートを開いた。参加した約50人が尺八の音色に耳をすませた。



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 都山流は120年の歴史があり、舞鶴会も半世紀以上の歴史があるという。現在会員は20人。これまでは、市内外の演奏会などで披露してきたが、古典芸能である尺八をより多くの市民に聞いてもらおうと初めて企画した。
 この日、同会から林悦山会長、小山耀山さん、松井蕗山、吉田征山さん、村田歓韶さんが全12曲を披露。「春よこい」や「さくらさくら」などの春を感じるメドレーや、昭和の歌謡曲など馴染みのある曲目を演奏し、情緒あふれる尺八の音色がホールに響いた。
 入所者らは、よく知る曲を口ずさんだり、目を閉じて耳を傾けるなど古典芸能を満喫していた。最後に尺八の合奏で「ふるさと」が演奏されると大きな拍手がホールに響いた。
 林会長は「聞いてくださる方の素直な反応はこちらの勉強にもなります。これからも無理のない範囲でこういったコンサートを続けていきたい」と思いを述べた。
(井上 務)