「元気に帰ってきてね」
投稿日時:2017年6月2日

桧川へ放流する子どもら

バケツから跳ねて飛び出る鮎
24日、桧川で岡田小学校3年生11人が「鮎の放流」を体験し、鮎の子どもを放流した。
由良川漁業組合が行う「鮎の放流」は加佐支部では岡田川と桧川で15ヵ所、およそ43000匹の鮎が放流される。
子どもたちは持参したバケツに組合員から鮎を受け取ると、そっとバケツを傾け、桧川へ放流した。
バケツから跳ねて飛び出る鮎もおり、子どもたちの驚いた声や笑い声が桧川に溢れた。
放流が終ると子どもたちから同組合の後守俊夫さんへ「餌は何を食べるか」や「川が汚くなれば鮎はどうなるか」など多くの質問が飛び交った。
兼松諒さん(8)は「初めて鮎を見て、とても元気でした。いっぱい増えてと願いながら放流しました」と笑顔で感想を話した。
後守さんは「鮎だけでなく自然の生き物が住む川を大切にして、地元の川に親しんで欲しい」と思いを述べた。