朝来小の児童に講演、心のスイッチ入れて関心を 地雷で亡くなる海外の子供たちを長さん語る 【舞鶴】

朝来小の児童に講演、心のスイッチ入れて関心を 地雷で亡くなる海外の子供たちを長さん語る 【舞鶴】

投稿日時:2009年5月1日

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アジアなどで地雷対策などの活動をするNPO法人難民を助ける会理事長の長(おさ)有紀枝さんが、このほど朝来小学校に来校し3~6年生たちに講演した。地雷で亡くなる海外の子供たちを紹介し、「みんなと同じ子供たちが被害にあっています。関係ないと思わずに心のスイッチを入れて関心を持ってください」と話した。助ける会は1979年にインドシナ難民の支援を目的に設立され、カンボジアやアフガンで地雷撤去、アフリカでエイズ対策など、サイクロン被害のミャンマーで緊急支援などに取り組む。97年にノーベル平和賞を共同受賞した。長さんは地雷の模型を見せながら、足を吹き飛ばす程度に地雷の火薬の量を故意に減らして、戦力ダウンさせる戦争の実態、子供が地雷に触れてけがをしても日本のようにすぐ病院に行けず、親は田んぼや牛を売って薬や包帯を買い治療を受けていると説明した。「カンボジアなどでは普通の道に地雷が埋まっています。日本のような安全を当たり前と思わないで。いますぐ何かを出来なくても、想像力を働かせて関心を持ってほしい」と語った。6年生の市瀬優哉君は「地雷は恐ろしいものだと分かり、関心を持とうと思います」と話した。朝来小に先立ち、舞鶴国際交流協会の設立5周年で記念講演もした。

写真=地雷の模型を手に、児童たちに話す長さん