日星高・9人の生徒が夏休みを利用し韓国研修旅行 文化や朝鮮半島の政治情勢肌で実感  【舞鶴のニュース】

日星高・9人の生徒が夏休みを利用し韓国研修旅行 文化や朝鮮半島の政治情勢肌で実感  【舞鶴のニュース】

投稿日時:2002年9月10日

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舞鶴市上安久の日星高校の生徒9人が夏休みを利用して、韓国への研修旅行を体験した。毎年3年生全員が韓国学習旅行をしていたが、昨年のアメリカでのテロの影響で今年は韓国行きが中止となったため、それに代えて希望する生徒らが韓国を訪問した。身寄りのない日本人女性らが暮らす慶州の保護施設「ナザレ園」などを見学、日本と異なる文化や政治情勢などを体験した。
 夏休みの研修旅行は異文化の体験などを目的に、昭和57年からほぼ毎年続けている。最初の行き先は日星高へやって来る留学生の出身地、フィリピンだったが、平成8年にカナダのセント・パトリック高校と姉妹提携して以後は、フィリピンとカナダを交互に訪れていた。
 今年はフィリピンの予定だったが、テロ以降同国の政情不安や、学習旅行を韓国から国内に変更したこともあり、特別に韓国を行き先とした。希望する生徒9人と引率の教諭2人が、8月21日から同27日まで滞在した。
 生徒たちはナザレ園で日本人女性と交流したり、毎年訪れていた徳園芸術高校の生徒宅でホームステイを体験。ホストファミリーの家族から、サッカーワールドカップで活躍した韓国代表の試合の様子を聞いたり、ソウル郊外の統一展望台近くで軍服を着た兵士が銃を持って警備に当たっている姿を見て、朝鮮半島の政治情勢を肌で感じた。
 3年生の窪田彩乃さんは「実際行ってみてもっと韓国のことが知りたいと思った」と話していた。引率した村上祐子教諭は「町中に武装した兵士が普通にいるのを見て、朝鮮半島の政治や歴史を実感した。予定されている日朝会談がよい方向にいき、半島の安定につながってほしい」と述べた。