マニラの小学生に学費支援 日星高生徒会がマイセア募金【舞鶴のニュース】

マニラの小学生に学費支援 日星高生徒会がマイセア募金【舞鶴のニュース】

投稿日時:2002年6月21日

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上安久の日星高校生徒会は、貧困から学校に通うのが困難なフィリピン・マニラ市内の小学生らの学費を支援するマイセア募金に取り組んでいる。マニラでは半数近くの小学生が経済上の理由で退学しており、日本のマイセア国際教育里親の会がそうした小学生らを支援。日星高では3学年で3人の小学生の里親となり、生徒会が年に5回の募金を呼びかけている。子供たちからはお礼の手紙が届いた=写真。
 21年前、マニラ市内の路上で働く子供たちの姿を見た宗教関係者により、マイセア募金がスタート。マニラ奨学制度委員会から紹介された市内の低所得家庭の小学生に、同会会員が里親となり学費を支援する。里親には小学校卒業まで最低限支援する義務がある。2001年度は小学生659人、高校生192人、大学生96人に総額1717万円の募金を送った。
 日星高では昭和57年から生徒たちが、フィリピンを訪れたり、同国からの留学生を受け入れるなど交流してきた。また、教諭らが個人的に同会の会員となっていたが、それを知った当時の生徒会が1学年で1人の子供を支援しようと、全生徒に呼びかけ平成6年から募金活動を始めた。
 マニラの小学生1人が1年間学校に通うには日本円で1万3000円が必要。生徒会は一度に多くの募金を集めるよりも、1年間を通して子供たちに関心を向けてもらおうと、1回の募金につき1人20円を集めている。8年間で計40万5391円が寄せられ、3人の小学生の卒業を応援した。
 いま1年生(164人)が小学6年女子、2年生(111人)が同4年男子、3年生(142人)が同6年女子を担当。生徒会が生徒らに3人の家庭事情、技術者や教師の夢などを紹介、1回目の募金で計8828円を集めた。これまでの募金に対し小学生からお礼の手紙と写真が届いた。
 生徒会会長の西村麻衣子さん(17)と議長の大城戸里佳さん(同)は「子供たちの将来に向けてみんなで力を合わせて役立ちたい」「次の進路の報告を受け取りうれしかった」と話していた。