田辺城ガイドの会 城の日に石垣清掃

田辺城ガイドの会 城の日に石垣清掃

投稿日時:2021年4月27日

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ツタ切りに精を出す田辺城ガイドの会員ら

 田辺城ガイドの会(武田尚孝会長)が6日、「城の日」恒例の石垣清掃を行った。会員らは、石垣の間を這うツタを切るボランティア活動に励んだ。
 この石垣清掃の取り組みは、4月6日を城の日とした15年ほど前から行っている。同会では城の日に何をすれば良いかを考えるなかで、石垣を自分たちの手で大切に手入れしようと話がまとまり、今に続く恒例行事となったという。
 「田辺城の石垣だけは当時から現在まで残る本物だ」とある会員は話すが、石を浮かせてしまうなど、石垣に害をなすツタの切除までは一般の清掃業者ではなかなか行えない。そのような背景から、「石垣清掃」が実施されることになった。
 今年は全会員22人のうちから14人が参加。心地のよい晴天の下、会員らは石垣のすきまを這い回るツタを切った。
 同会会員の前野治男さんは、「今回が5回目の参加。良い天気でいい汗をかかせてもらった。会長が事前にツタの這い具合をチェックしていたので作業は要領よく進んだ。大変きれいになってよかった」と、すっきりとした石垣を前に満足感を漂わせていた。
 残念ながら、「田辺城まつり」は2年連続で中止が決定しているが、折を見て公園に足を運んでみてはいかがだろうか。人知れず積み重ねられる努力によって、市民の憩いの場所が守られていることに感謝をしたい。