未体験の夏に 海保・警察など連携

未体験の夏に 海保・警察など連携

投稿日時:2020年8月18日

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海水浴に訪れた観光客に移動を呼び掛けた

 舞鶴警察署が神崎浜海水浴場で1日、無断駐車などへの注意喚起活動を行った。
 活動は、府と市、第八管区海上保安本部と連携を取りながら展開。署員らは、無断駐車の車両に警告札を付けていくなど、パトロールに精を出した。
 この夏は、新型コロナウイルス感染拡大を受け、市内すべての海水浴場は閉鎖となった。
 しかしながら、そのことを知らない観光客が同地を訪れ、海水浴を楽しむ姿が見受けられるという。こうした観光客のほとんどは自家用車で訪問するため有料駐車場が開設されていない同所では、無断駐車が後を絶たないばかりか、監視が届かない区域での海難事故の発生が危惧されている。
 夏休み期間を前にしたこの日は、そうした懸念を払拭することを目指し、大がかりな活動が実施された。参加したのは、舞鶴警察7人、海保3人、府職員3人、市職員1人と、地区住民。活動に参加した人たちは、遊泳者への注意喚起やパンフレット等の配布をするなど、それぞれ手分けをして広範囲を歩き回った。
 第八管区海上保安本部の担当者は、「閉鎖されている舞鶴の海水浴場では、事故が懸念されている。大丈夫だと思っていても、離岸流で沖に流されると大変危険。この近辺では宮津市の由良海水浴場は開設されているので、そちらに行って頂くよう呼びかけている」と話していた。
 当地における夏の風物詩の海水浴。観光業が受けるはずの恩恵も、今回のコロナ禍により霧散してしまった。
 これまで私たちが体験したことがなかった夏も、いよいよ終盤。今のところ目立った事故もなく推移している陰に、こうした地道な活動があるのを忘れてはならない。堪え忍んだ夏の記憶が、次なる飛躍へのステップとなることを願いたい。