海上保安学校 326人卒業

海上保安学校 326人卒業

投稿日時:2020年3月27日

c2bf11fd3b30b28a12fe166bb007ab63-e1587097172808
卒業生代表で答辞する有原和俊さん
fc359510a0e6df043616c41d5eecbdf9-e1587097186697
式辞を述べる粟津校長

 海上保安学校(粟津秀哉校長)=長浜=の卒業式が21日に行われ、船舶運航システム課程第55期生など7課程の生徒が新たな一歩を踏み出した。今期の卒業生は、平成30年4月に新設された管制課程19人を含め、過去最多人数の326人(うち女子51人)。
 式典を前に、来賓に迎えた国土交通大臣、海上保安庁幹部、家族らが見守るなか堂々とした分列行進を披露した。
 コロナウイルス感染対策に窓を全て開け放った講堂で行なわれた式では、船舶運航システム課程第55期生138人(航海コース109人・機関コース90人・主計コース39人)、航空課程第18期生19人、情報システム課程第27期生37人、管制課程第1期生19人、海洋科学課程第28期生13人の各課程代表者に卒業証書が授与され、8人に優等賞が贈られた。
 粟津校長は「諸君に、老子の『道法自然』という言葉を贈る。人は誰しも迷いを抱えて生きている。正しいことを見極めるのは難しいが、素直に自然を感じ、行動することが大切だ。謙虚に学び、『正義仁愛』の理念を体現する、強い広い心と、相手の心の痛みがわかる優しい心を持つことを目指し、これより海の護りにつけ」と式辞を述べた。
 第三管区清水海上保安部巡視船「おきつ」に配属が決まっている航海コース、有原和俊さん(23)は卒業生を代表し答辞で、海上保安官として不撓不屈の精神で職務を全うすることを誓い「ここからが新たなスタート。私たちを優しく迎え、育んでいただいた中舞鶴親睦会をはじめ市民の方々に感謝し、ここ舞鶴が私たちの原点であることを決して忘れないと約束します」と力強く読み上げた。
 卒業生は決意を新たにし、この日のうちに各配属先へと向かった。