栄誉の受賞を共に祝う~囲碁普及功労賞を受賞の新妻さん

栄誉の受賞を共に祝う~囲碁普及功労賞を受賞の新妻さん

投稿日時:2019年10月11日

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贈られた花束を手に笑顔の新妻夫妻
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注目の的となった新妻さん(碁盤左)記念対局

 今年3月に日本棋院、5月には関西棋院からそれぞれ囲碁普及功労賞を受賞した新妻四郎さん(86)を讃える会が9月28日、舞鶴グランドホテルで開かれた。当地での囲碁普及に大きな足跡を残した新妻さんを祝おうと、多くの愛好家が一堂に介した。



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 同会は舞鶴囲碁協会(河田友宏会長)が主催。他には綾部市囲碁連盟、福知山市囲碁協会、宮津市囲碁協会の協賛を得て開催され、集まった北部京都の囲碁愛好家、約100人が氏の受賞を祝った。
 平成6年に舞鶴に越してきて以来、新妻さんは12年、16年と囲碁アマチュア本因坊戦の京都代表となったのをはじめ、18年には舞鶴で初めて第30期棋聖戦第3局を実現させて翌年の舞鶴囲碁協会設立へと導き、同会の初代理事長に就いた。
 その後も、赤れんがカップ舞鶴囲碁大会、四都市(舞鶴・綾部・宮津・福知山)対抗囲碁大会、囲碁団体戦のほか、女性囲碁教室、身障者囲碁大会などを通じて囲碁の裾野拡大と普及に努めたことが高く評価され、今回の受賞となった。
 「讃える会」には、来賓として日本棋院の坂口隆三九段と藤山和登五段、関西棋院から長谷川直九段、中野泰宏九段が来鶴。正午から始まった第一部では、3人のプロ棋士らが30人の囲碁愛好家へ五面打ち(1人で5人を相手とする)で指導碁をするなか、注目の新妻さんと坂口九段の記念対局が行なわれた。
 対局は新妻さんの二子局で始められたものの、プロ棋士にはさすがに敵わず中押負けとなったが、観戦の愛好者たちを大いに沸かせた。
 続いて行われた第二部祝賀会では、主賓の多々見市長の祝辞にはじまり、記念対局の大盤解説、中野九段の津軽三味線披露などが繰り広げられ、会場は終始和やかな雰囲気に包まれていた。
 受賞を機に同協会の理事長職を退任した新妻さんは「多くの囲碁愛好者と妻の支えのおかげです。碁打ち冥利に尽きます」と花束を手にして感極まった面持ちで話した。