日常忘れる  懐かし空間 「思い出の玩具博物館」

日常忘れる 懐かし空間 「思い出の玩具博物館」

投稿日時:2018年3月30日

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来館者を迎える「ニーハオ・シンシン」
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懐かしの玩具が並ぶ館内と森下さん

 市内在住の森下悦子さん(50)が、余部上に70年代を中心とした懐かしい玩具を集めた私設博物館「思い出の玩具博物館」を完成させた。4月1日にオープンする。懐かしい玩具が並ぶ館内にはノスタルジックな世界が広がっている。森下さんは「夢がかなった。たくさんの方に見にきて欲しい」と話している。



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 同館は、国道27号線の上本町花木交差点を東に曲がり、突き当りを川沿いに南へ入った所にある。以前から物置として借りていた木造1階建ての平屋を活用した。
 元々玩具が好きだったという森下さん。2年ほど前に朝来市の「思い出の記録博物館」を訪れた際に、感銘を受け自分も博物館を運営したいという思いが強くなったという。1年後に後藤良史館長に頼み込んで弟子入り、副館長として1年間、博物館設立の勉強をした。
 また、同市の「昭和こども館」や赤穂市の「赤穂玩具博物館」へ出向いて交流を深め、設立のアドバイスや古い玩具を借りるなど協力を受けた。
 普段は「ルーシー館長」のニックネームで活動する。大好きなビートルズの曲名「Lucy in the Sky with Diamonds」から名付けた。
 玩具は、自分で集めた物のほか、知り合いからもらったり、先輩博物館長から借りた。
 入口にはパンダの置物「ニーハオ・シンシン」が出迎える。薬局に置かれていたものを頼み込んで譲り受けた。館内は「懐かしい物の部屋」「昭和の部屋」「漫画とレコードの部屋」と、テーマごとに3部屋に分けて展示している。
 「懐かしい物の部屋」は森下さんが小さい頃に親しんだ玩具を展示。骨董市で見つけたピアノやアニメの塗り絵本、クックオーブン、少女アニメキャラクターの羽子板、積み木などが並ぶ。「昭和の部屋」は、万博関係のグッズを集めた「万博コーナー」をはじめ、白黒テレビ、鏡台、黒電話など、70年代の懐かしのアイテムが並ぶ。「漫画とレコードの部屋」はグループサウンドが流れる中、漫画を自由に読んでくつろげる。
 以前は漫画家を目指していた森下さん。「漫画の部屋」では森下さんの自作漫画を読む事ができる。
 森下さんは「皆に協力してもらってオープンできた。日常の雑踏を忘れてくつろぐ事ができる空間を目指します。子どもからお年寄りまで、全国から足を運んで欲しい」と思いを語った。
 「ルーシーちゃんの思い出の玩具博物館」は4月1日オープン。開館日は土・日・祝日(平日の来館は要相談)。午後1時から5時。入館料200円(小学生100円)。現在読まない漫画の寄付をを募っている。
[お問い合わせ] TEL:090-4561-9820、ルーシー館長。
(井上 務)