参加の12人 収穫に期待 神崎落花生 種まき

参加の12人 収穫に期待 神崎落花生 種まき

投稿日時:2017年5月26日

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砂地に種をまく参加者
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砂地にまかれた種

 海の砂地で栽培されるため、風味豊かな味わいをもつ「神崎落花生」の魅力を広めようと活動している「舞鶴夏ミカンの会落花生部会」(=村上貴是代表)と市民らによる種まきが16日、西神崎で行われた。
 同会は4月4日に赤れんがパークで説明会を実施、落花生の魅力や歴史、栽培方法などを説明し、12人が賛同した。
 この日、集まった参加者は神崎の同会が管理する砂地に、一人12粒の種を撒いていった。種は10日ほどで発芽し、9月下旬から収穫が行われるという。1粒の種からおよそ30莢が収穫できる。
 緒形靖信さんは「思った以上に砂地で驚いた。こんな砂地で作物が育つのか想像もつかない。収穫が待ち遠しい」と期待に胸を膨らませた。
 海の塩分に含まれるミネラルにより落花生は栗のような味わいになる。また、水をやらなくても成長する。落花生は神崎に合った作物だ。しかし栽培には鳥獣被害という大きな壁が付きまとう。生産農家が減少した大きな要因の一つだ。
 「アナグマ、猪、猿、カラスによる被害からどう守っていくかです」と村上代表は語る。
 約600㎡の畑を柵が囲んでいる。アナグマ対策として柵は地中まで伸びており、反射テープで鳥対策を行うが、被害がどこまで防げるかはまだ安心できない。
 村上代表は「まだ手探りの部分もありますが、神崎落花生の魅力を1人でも多くの人に知って欲しい。体験を通して栽培方法を知ってもらい、他の人と話題にして欲しい。そうしてPRしていきたい」と思いを語った。
 昨年、京都市内の大手百貨店で販売した時、試食した人々からは大好評だった。味は折り紙付きだ。需要はある。後はどう工夫し栽培方法を確立していくか、生産者を増やしていくか、道は始まったばかりだが市民と協働しての体験栽培は大きな一歩である。